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You side.
暫くするとパイプ椅子を持ったラウールくんが現れた。
ラ「Aちゃん久しぶりだね。」
「うん、元気だった？」
ラ「うん！勿論。あ、これ座って！床だと冷たいでしょ？」
そう言ってパイプ椅子を広げてくれた。
ラ「ごめんね、膝掛けとかないんだけど、」
「ううん！全然大丈夫！」
ラ「女の子は冷えると良くないって言うからさ、これ掛けてて。」
そう言って一着の上着を膝に掛けてくれた。
「いいの、？」
ラ「うん。僕のなんだけどね、」
とちょっと照れ臭そうに言う。
そして隣に座ったラウールくんに一昨日の動画で元気がないように見えたことを話した。
ラ「....あー、そう見えちゃった？」
「うん、どうしたんだろうって、気になっちゃって。」
ラ「だってさ、めめ、Aちゃんと会ったって言ってたし、連絡先も交換してたみたいだからなんかショックで。」
「.....ショック？」
ラ「僕だって会いたかったけど、忙しくて会いに行けなかったし、一番最初に友達になったの僕なのにって、思って、」
もごもごと口籠もりながら話す。
「本当はね、目黒さんの連絡先登録するか迷ったんだ。」
ラ「え、そうなの？」
「うん。だって、これからが大事な時期なのにこんなに簡単に連絡先交換していいの？って思う自分もいて。
結局、レッスンを生で見れるって誘惑に負けちゃったんだけどね、」
あははと気まずそうに笑えばラウールくんは、そっか、とポツリと呟いた。
ラ「じゃあそれはめめに感謝、かな。」
「え？」
ラ「だってめめが誘ってくれてなかったら僕、ずっとAちゃんに会えないままだったもん。だからそこは感謝しとく。」
はははっと笑うラウールくんは少しだけ元気が戻ったように見えた。
ラ「でも、やっぱりめめだけ連絡先交換してるのはずるいなぁ。僕もAちゃんの知りたい。」
「....え、でも、」
ラ「めめはいいのに僕はダメなの？」
「いや、そういう意味じゃなくて、」
ラ「友達でしょ？ダメ？」
押しの強さに負けてしまい、連絡先を交換することになった。
ラ「わーい！ありがとう！また連絡するねっ！」
無邪気に笑う姿と、押しの強い姿。
振り幅が凄くて、ドキッとしてしまったなんて口が裂けても言えない。
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cleam(プロフ) - はるさめさん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません（ ; ; ）白くんのみではありますが、ちょっとした続きを書いてみたのでもしよければ読んでいただけたら嬉しいです（ ; ; ） (2021年9月21日 19時) (
レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
はるさめ(プロフ) - 続きます。もし可能でしたらこちらの作品の続編が読めたら、、って思っております。なんて思ってます。今執筆されているから難しいと思いますが、リクエストというか願望ですので、今後もcleamさんが書く作品楽しみにしております(*^^*) (2021年6月17日 12時) (レス) id: aa2e7d3e80 (このIDを非表示/違反報告)
はるさめ(プロフ) - 新作にコメントしたことがきっかけで、コメント欄を見るようになりでのお人柄も素敵だなと思いました。今作の二人で昔にカバーした曲のGAMEを思い出しました！笑ご存知かもしれませんが、恋敵の二人の曲でカバー史上１大好きで、ぴったりで凄く好き作品です！！ (2021年6月17日 12時) (レス) id: aa2e7d3e80 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - プポプポさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです！確かにデビュー曲ってメンバーにとってもファンにとっても大切なものですよね。これから生まれる曲たちもファンとして１曲１曲大切にしていきたいですね＾＾更新頑張ります◎ (2020年6月30日 21時) (レス) id: 71f219ef5c (このIDを非表示/違反報告)
プポプポ(プロフ) - すっごく面白かったです！デビュー曲をもっと大切にしたいと思えました(*´ω`*)更新大変だと思いますが、無理せず頑張ってください！！ (2020年6月29日 13時) (レス) id: 27adcebb3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2020年6月15日 0時
