偽りの優等生は化け術を解く。【稲荷崎】

何気に家に人あげんの初めてじゃね？ ページ9

Aside


この時間は安いな。部活入ろうかな....


『とりまどうぞ。』


「「お邪魔しまーす」」


『そこでテレビ見てな。私、ちゃちゃっとご飯作るから。』


生姜焼きと小松菜のおひたし、味噌汁でいっか。あれ一番楽だし美味いから。


まずは醤油、生姜を擦った奴、みりん、ごま油を少し入れたタレを作ります。その時に玉ねぎと小松菜、豆腐を切って.....この時にお湯を沸騰させておきましょう。


治「料理慣れとるなぁ。」


角「切る速度がお母さんだね」


『オカンちゃうわ！』


次に肉を炒めます。肉は火が通るのが遅いので最初に炒めておきましょう。ある程度火が通り赤みがなくなったら先ほど作ったタレを半分入れて肉と絡ませます。沸騰した鍋に小松菜を入れて茹でます。2分くらいで大丈夫です、多分。


侑「いい匂い.....」


治「腹減ってくるわぁ.....」


侑「元々減っとるやろ。」


そしたら玉ねぎと残ったタレを入れます。少し炒めたら一品目完成です。小松菜はお湯から出してザルに移し冷水で冷やします。後は水気を切り鰹節と醤油をかけて二品目完成。


『だし入れて、もう豆腐入れちゃっていっか。後は面倒くさいからワカメっと。』


んで味噌を入れて溶かします。味噌を入れたら沸騰させちゃダメです！香りが飛んでしまいます！多分！


『かんせーい。後は4人で分けて....』


角「手伝うよ。」


『あ、おおきに！』


治「うまそー！！」


侑「20分かからずに作ったな.....」


『料理は得意やわ。一人暮らしだからね。』



箸はいっぱいあるから.....うん。


『どうぞ。』


治「いただきます！！」


侑「うま！？」


角「美味しい.....！」


あの角名が喜んでる？うわ、私って凄いんじゃね？？


『そらよかったわ。ご飯はまだあるからおかわりしたかったら言ってね。』


「「おかわり！」」


『早いわ。私まだ手つけてないんやけど。』


ま、疲れてるもんな。仕方ないか。


『はい。』


さ、私もあったかいうちに食べよう。


『うんまぁ....』


我ながらいい味だね。


角「そういえば蘭崎さん、部活入ってなかったよね？」


『そうやけど....』


治「バレー部のマネ『嫌じゃ。』最後まで言わせとくれ。」


侑「なんでなん！？頼れんのお前しかおらんねん！」


『他にも居るやろ？てか私、入りたい部活見つけたんよ。』


バレー部やないけど。

部活.....入るか。→←ちゃんと待ちましたよっと。

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