こっちのが生きやすいんだし。 ページ6
角名side
蘭崎さんのあれについては正直戸惑う。でもあの優等生よりは全然良い。しかも本当に追っかけとかファンじゃないみたいですぐに帰っている。
『うわ。今日委員会で遅くまで残りやん。最悪....』
ボソッと言った独り言なんて去年はなかった。
『遅くて6時か....まぁ安くなってるだろうし良いか。』
安い？何がだ？でもそう思うのも束の間俺は現実に戻された。
治「角名〜行くで〜」
角「あ、うん。」
1年の時もだけどほんと北さんと同様で隙がない。
角「ねぇ治。」
治「なんや？」
角「今の蘭崎さんどう？」
治「....前よりイキイキしとるなぁ。後な！この前！授業中に腹鳴ってしもうてな。そん時にこれ食べなっておにぎりくれたんや！あれは美味かったわ！」
角「へぇそうなんだ。」
姿や口調が変わっても蘭崎さんは優しいんだ。
治「また食いたいわ〜美味すぎるわ....」
角「言ってみたら良いじゃん？」
治「そうなんやけど休み時間のあの圧に耐えれるか？」
角「あ〜.....無理だね。」
授業中以外の蘭崎さんは話しかけんなオーラが凄まじく出ていて誰も話しかけない。
治「でも可愛くなったよな。蘭崎さん。」
角「相変わらず怖いけどね。」
蘭崎さんはメガネを外しピアスをした。髪も染めて結んであるからか顔がはっきりと見える。他のクラスの奴らは告白をしているみたいだが全て断っているそうだ。
治「はぁ今日なんかな〜」
角「少なくとも外周はあるでしょ。」
治「やんな〜ん？角名、あれ。」
治が指差した方を見てみると蘭崎さんが告白されているところに出くわした。てか蘭崎さん、委員会の仕事じゃないの？？
「す、好きや！付き合っとくれ！！」
『ごめんなぁ。喋ったことない人やし私は好きやないから断るわ。ほな失礼するで。』
治「キッパリ言うなぁ。」
角「だね....」
蘭崎さんが振った男は侑よりは下だがモテる奴だ。
「は、はぁ！？何断っとんねん！」
『いや、好きじゃない人とは付き合えんし付き合った瞬間反吐が出るわ。』
うん。正論だな。北さんみたいになってる。
「振った事後悔させたるわ....！」
ゴン！
治「は？何しとんのあいつ....！」
角「女子殴るはないかなぁ。」
鈍い音がした。それは男が蘭崎さんを殴ったからだ。
俺達は蘭崎さんの所に向かう。
治「テメェ！なにしとん『ったいなぁ。何様のつもりだよ。お前にぶら下がってる粗末なモン不能にさせたろか。』」
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にゃー - 更新ありがとうございます！めちゃめちゃいい展開でドキドキしてます！これからもゆっくりなペースでいいので更新頑張ってください！ (2021年3月19日 21時) (
レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - RUNA RUNAさん» こちらこそよろしくお願い致しますｯｯ！ (2021年1月21日 17時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
RUNA RUNA(プロフ) - にゃーさん» いえいえ！こちらこそ遅くなってしまいすみません！これからもよろしくお願いします！ (2021年1月17日 21時) (レス) id: 38bfe4d026 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - 更新ありがとうございます！面白いです！感想言うの遅くなってしまってすみません… (2021年1月17日 21時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - RUNA RUNAさん» こちらこそよろしくお願い致します！完結まで突っ走っちゃってくださいw！ (2021年1月13日 17時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUNA RUNA | 作成日時：2020年11月16日 20時
