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なんでもない日のパーティー ページ34
ヴィオラside
数日後、ハーツラビュル寮は『なんでもない日』のパーティが開催された。あの時同様、ちゃんとした招待状が送られてきた。
『律儀だなぁ.....』
寮生たちとの間に何かあったがわからないが、それでもこの間までのギスギスした空気はなかった。
「我らがリーダー!赤き支配者!リドル寮長のおなーりー!」
「「「リドル寮長、バンザーイ!」」」
この前のようにラッパと太鼓の音が会場に響き渡り、口上と共にリドルとトレイが現れる。
リ「うん。庭の薔薇は赤く、テーブルクロスは白。完璧な『なんでもない日』だね。ティーポットの中に眠りネズミは.....って。いや、いなくてもいいか」
ト「そんなに急に変えなくたっていいさ。ジャムはネズミの鼻に塗らなくたってスコーンに塗ればいい。絶対ないとダメ、じゃなくてあったっていい、にしていけばいいだけだろ?」
リ「うん、そうだね」
あの2人の間も、あの記憶の中で築いた関係に戻っている。
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年1月13日 19時