胡散臭い女復讐執行人の話。【ツイステ】 (ページ25)

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撤回はしないページ25

エ「やだね。絶っ対にしねえ」

リ「うぎいいいいいい！！！！！！」

ケ「ガチでヤバいって！お前ら逃げろ！」

....ほーん。ケイトの本性はあれか。

グ「うわわ.....庭中のバラの木が全部浮き上がっていくんだゾ！」

デュ「なんて大がかりな魔法なんだ！まさかアレ全部で突っ込んでくる気か！」

薔薇の木を浮かせているのは、リドル。

リ「薔薇の木よ、あいつの身体をバラバラにしてしまえ―――！！！」

ク「いけない！避けなさい！」

『はしたないなぁ。そんなふうに育ったんだね。君は。』

エ「すげぇ.....」

『私は魔法全般効かないからね。それはユニーク魔法もだ。』

リ「ふ、ふざっ、ふざけるな！！薔薇の木よ、今度こそあいつらを――！」

ト「――リドル！！」

トレイが鋭い一声が飛んだ瞬間、リドルが操っていた薔薇の木と寮生全員にかけられていた首輪がトランプに変わった。

「なんだこれ、トランプ？」

「薔薇の木が全部トランプに変わった！これは....」

慌ててトレイの方を見ると、彼は温厚な表情を殴り捨てた鋭い面差しになっており、隣ではケイトが目を見開いていた。ほーん。

ト「リドル、もうやめろ！！」

グ「魔法封じの首輪が外れたんたゾ！」

グリムが首輪がないことに驚くも、私はそのからくりが理解できた。

『トレイのユニーク魔法は少しの間ならどんな要素を上書きできる。つまり....』

ト「そうだ。"リドルの魔法”を“俺の魔法”で上書きした」

エ「うっそ！？そんなんあり！？チートじゃん！」

これがおもちゃみたいな魔法....弱く見えても強い奴だな。