エースの煽り ページ23
エ「子どもは親のトロフィーじゃねーし、子どものデキが親の勝ちを決めるわけでもないでしょ。お前がそんなクソ野郎なのは親のせいでもなんでもねーって、たった今よ〜くわかったわ!
この学園に来てから1年、お前の横暴さを注意してくれるダチの一人も作れなかった、てめーのせいだ!」
リ「何....を、言ってるんだ?」
まるで初めて叱られたような子どものようだ。ここまでだったとはなぁ。
エ「そりゃお前はガッチガチの教育ママにエグい育て方されたかもしんないけどさ。ママ、ママってそればっかかよ!自分では何も考えてねーじゃん!
何が赤き支配者だ!お前は魔法が強いだけの、ただの赤ちゃんだ!」
赤ちゃん、という言葉にローズハート先輩は顔を引きつらせた。エースくんの言葉が確実に心を抉りぬいた。.....その調子だよ。
リ「赤ちゃん.....だって?このボクが?何も知らないくせに.....ボクのこと何も知らないくせに!」
エ「あ〜、知らないね。知るわけねぇだろ!あんな態度でわかると思うか?甘えてんじゃねーよ!」
リ「うるさい、うるさい、うるさい!!黙れ!!お母様は正しいんだ!だからボクも絶対に正しいんだ!!」
癇癪を起しながら叫ぶリドル。バブちゃんやんけ。←
ト「リドル、落ち着け。決闘はもう終わってる!」
ク「クローバーくんの言う通りです。挑戦者は暴力行為で失格!これ以上争いを続けるのであれば校則違反になりますよ!」
トレイ先輩と学園長が間に入り、仲裁に入る。
「新入生の言う通りだ!もううんざりなんだよ!」
叫びと共に、軽い音をたてながらローズハート先輩の服に何かが当たった。
リ「うっ!?」
リ「!?なんだ.....卵?寮生が投げたのか?」
信じられない顔をするトレイ。だが、リドルの怒声がすぐに上がる。
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年1月13日 19時