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押し倒し事故【健人ver】 ページ8

【地方ロケ先のホテルにて】

ドンドンと部屋のドアが叩かれて、ベッドから起き上がったAがドアを開く。

A「はーい……?」
健人「Aちゃーん」
A「えっ、えっ、健人君?!どうしたの?」
健人「ははっ、今日も今日とて可愛いね、Aは」
A「ちょっ、と……、健人君ってば」

ニコニコ笑顔を浮かべた健人は、ズカズカとAの部屋へと入り込んでくる。

健人「A」
A「え?……わっ!?」

健人に両手を掴まれたと思ったら、そのままAの身体はシングルベッドへ押し倒される。突然視界いっぱいに健人が映り、唖然とするA。

健人「ねぇ、A。みんなのプリンスなAだけど、やっぱ俺の前ではプリンセスにならない?ね?」
A「……健人君、お酒…吞んでるでしょ。お酒くさい…」
健人「俺だけのお姫様。ね?A」
A「ち、近い…!や、やだやだ!酔っ払い!」
風磨「みーつけた!オイ、中島!何勝手に抜け出して、しかもA襲いに行ってんだよ!コラ」
健人「イテッ。…邪魔すんなよぉ、菊池」
A「あ、風磨君…」
風磨「お前も「あ、風磨君」じゃねぇだろ。少しは危機感持てっての」
健人「俺だけのお姫様。誓いのキスを」
A「えっ、ちょっ…!ごめんなさい、ごめんなさい!風磨君助けてください!」
風磨「はーい、中島くーん。お部屋に戻りますよ〜」
健人「菊池!離せ!まだ誓いのキスが…」
風磨「誓いのキスは夢の中でお願いしまーす」
A「バイバーイ、健人君。風磨君」
風磨「おやすみ、A」




*
酔っ払いな王子様。翌日には記憶にないんでしょう。

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作者名:ルイ | 作成日時:2017年10月3日 9時

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