想いが29こ ページ3
A「な、なんでっ!」
朧「ずっと探していた。特に吉田A、お前をな」
松陽「っ!」
A「ど、どういう事・・・?」
総悟「!(敬語が抜けてまさァ)」
朧「私はずっとお前の事が好きだった」
A「え・・・?/////」
朧「だからあの日、貴様が奴に連れて行かれた時はとても気が気じゃ無かった」
A「え?あの日は自分で逃げたのよ!?」
朧「それは洗脳されているからだ。正式に言えば、A、お前は・・・高杉晋助に助け出されたのだ」
土方・総悟・A「!?」
A「し、晋助、が・・・?どうして・・・」
朧「知らん。それより早く来い。吉田A、吉田松陽…いや、虚様と言った方がいいか」
松陽「うっ!どういう、事ですか・・・?」
A「兄さん!しっかり!」
兄さんはいきなり苦しみ出して倒れてしまいました
A「朧、兄さんは関係ない!それに兄さんに何をしたんですか!?」
朧「関係ある。お前が連れて行かれたのは松陽の代わりでだろう?それは松陽が罪を犯したからだ」
朧「松陽には何もしてはいない。ただ、思い出させようとしているだけだ。真実をな」
A「しん、じつ・・・?」
朧「あぁ・・・」
松陽「ぐっ!あ”あ”あ”っ!!!」
A・総悟・土方「兄さん!/松陽さん!/松陽!」
朧「ボソッ)松陽・・・お前は本当に哀れな男よ」
〜攘夷戦争時代〜
松陽「朧、Aを牢屋から出してください。本当は私が償う罪なのにあの子に償わせてしまった。本人の私が来たのだからあの子は!」
朧「私は嫌だな。それにお上の人に言っても否定されるだろう。寺子屋にいた時、Aは天導衆に刀を斬りつけ致命傷を負わせたからな」
松陽「なら貴方の理由は何ですか?」
朧「今まで愛などの感情は全く興味が無かった。だが、Aと共にいるととても楽しく、いつの間にかAの事を好きになっていた」
松陽「本当に私の妹はそういう所は罪深いですね(苦笑)お願いです。罪深い妹に1度だけチャンスをあげてください」
『30分間だけ見張りを無くす
それに気付かなかったらそれまで
時間内なら脱走してる所を見ても見逃してください
ねぇ賭けてみません?』
松陽「何にせよ 私が罰を全てくらいます。だからこれくらいは許してください」
本当に哀れな男だ
だが、少しの可能性を使ってでも
妹の為に頑張る兄はいいな・・・
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紫月(プロフ) - 高杉神蓮さん» ありがとう!うん!ちょっとずつ作品を減らしていかなきゃだからいっぱい更新しないとね! (2016年4月2日 11時) (レス) id: 403933cc76 (このIDを非表示/違反報告)
高杉神蓮 - お姉様続編おめでとう!更新楽しみにしてるよ!掛け持ち大変だと思うけど頑張ってね∧∧ (2016年4月2日 11時) (レス) id: 51b05b4c7a (このIDを非表示/違反報告)
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