54話 ページ11
ハンゾー「足を切り落とす」
ゴン「足を切られちゃうのはいやだ!だけど参ったって言うのもいやだ!だからもっと別の方法で勝負しようよ!」
ハンゾー「なっ!?」
ゴンがそう言うと皆笑い始めた
A「やっぱりゴンは…すごいな。此処にいる誰もが持っていない"もの"を持っている」
キルア「・・・」
A(うーん…キルアは納得してないみたいだな。あの子はまだ世界を知らな過ぎるんだ。ずっとあの家に居たから・・・)
その瞬間、ハンゾーはゴンの額に刃を突きつけた
ゴンは自分の状況が悪くても絶対に自分を曲げようとしなかった
そして・・・
ハンゾー「参った。俺の負けだ」
ハンゾーはそう言って、ゴンに背を向けた
ハンゾー「オレにはお前は殺せねぇ。かと言って、お前に参ったと言わせる術も思い浮かばねぇ。オレは負け上がりで次にかける!」
ゴン「そんなのダメだよ!ずるい!」
ゴンはこの勝ち方が腑に落ちないみたいだ
ハンゾー「要するにだ。オレはもう負ける気満々だが、真剣に勝負をしろと。その上で、お前が気持ちよく勝てる方法を一緒に考えろと。こーいうことか?」
ゴン「うん!」
ハンゾー「アホかぁぁっ!!」
その瞬間ゴンは殴り飛ばされて気絶した
ハンゾー「おい審判!オレの負けだ。オレは次の試合に行くぜ。だが、こいつは目が覚めたら、きっと合格は辞退するぜ。不合格者が1人なら、この後のオレたちの試合は意味がないんじゃないか?」
A(まぁそうだね)
ネテロ「不合格になった者が合格にならないのと同様に、合格した者が不合格になることはできん。仮にゴンがごねてワシを殺したとしても、合格の決定は変わらない」
それを聞いて納得したハンゾーはこっちに
戻ってきた。その時キルアがハンゾーに聞いた
キルア「なんで…わざと負けたの?・・・ゴンを殺さずに参ったと言わせるくらい心得てるはずだろ。あんたならさ」
A「キルア・・・」
キルアにはもっと闇の住人じゃない人間の
感情を知ってほしい
A(キルアを見ていたら…自分を思い出すっ!)
私も家出をしたばかりの時は
キルアと同じ感覚だったから
だからこそもっと世界を知ってほしい!
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紫月(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年10月4日 7時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年10月4日 1時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 紫陽さん» ありがとうございます!続編いけるよう頑張ります! (2018年9月17日 13時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽(プロフ) - 面白いですね、続編期待しておきます (2018年9月17日 13時) (レス) id: e8d074efd0 (このIDを非表示/違反報告)
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