金田一少年の事件N 〜銀幕の殺人鬼〜

僕にとって金田一一という人は。 ページ29

〜竜二side〜

竜「あ、先輩からメールだ。何々･･･『今からドラッグストアに行くから、佐木とAは校門前で待っててくれ』だそうです」

あ「え、ドラッグストア？一何考えてるんだろ･･･」

竜「さぁ･･･」

あ「とりあえず行こっか」

竜「あ、はい！」


こんな時に思うことじゃないだろうけど･･･

A先輩と二人っきりだ！//

いつも、なんだかんだで先輩が良いとこ持ってっちゃうからなぁ･･･


あ「なんか佐木くんと二人だけってのも、珍しいよね」

竜「そ、そうですね！いつもミス研の誰かと一緒でしたし」

あ「そうなんだよね〜、なかなか二人だけになれなくて･･･」


･･･え？今、A先輩なんて言った？

「なかなか二人だけになれなくて」って言った！？

それって、A先輩も二人っきりになりたかったってこと！？////


竜「そ、それって、A先輩も二人っきりになりたかったってことですか･･･？///」

あ「うん」

竜「！？///」


これって、両想いってこと･･･？


あ「私、前から佐木くんに聞きたいことがあって」

竜「･･･へ？聞きたいこと？」


あ、やっぱりただの自分の勘違いか･･･
なんだ･･･(´•ω•｀)


あ「佐木くんはさ、一のことどう思う？」

竜「先輩ですか？すごく頼りになる人だと思いますよ？僕のあこがれです」


そうあこがれ。かっこよくて推理ができて、A先輩とすごくお似合いな先輩。

･･･でも、勝てないことなんて分かってるけど、それでも、A先輩だけは譲れない。

僕だって本気だから。

だから、あこがれの先輩でもあるけど、ライバルでもある。

僕だって負けませんから！→←巨匠の孫

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