SHORT STORIES from THE RAMPAGE

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「そこまでやーっ！！！！！」




Aに口付ける直前、陣さんのデカい声が聞こえて来た。



周りを見ると、メンバーが俺らを囲いながらスマホを向けている。




「ちょっと陣さんいいとこだったのになんで止めるんすか。」

「いやいや、止めるやろ！お前らここどこだと思ってんねん！控え室やぞ！仕事前やぞ！全員おるねーん！！！！」

「壱馬とAがラブラブな位が俺ら平和ですって。」

「それは分かる。若干分かる。けどな！」

「男の嫉妬はみっともないですよー。」

「嫉妬やないわ！」

「これだから陳さんは。」

「陳ちゃうわ！」

「続き見たかったー。」

「いや、続きってなんやねん！ドラマか！？控え室の真ん中でな？生でラブシーンされてんねんぞ？」

「うわっ。言い方。」

「ああ、うん。今のは気持ち悪かった。自分でも思う。」



そんなメンバーのやりとりを見てたら、



不意に唇に何か触れた。



それはAの指で。



なんやろ？と思ったら、



スーッとなぞって



「お預けだね？」



って。



おまっ・・・今日の夜、本気で覚悟しとけよ。









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(はははは。これはこれは世にも珍しい、骨抜きにされた壱馬さんだ。ははははは。)

(おい、翔平、今の動画寄越せ。)

(ええええええ、そっち！？！？！？全然いいですけど、最初から最後まで撮ってましたからねええええ。)




余りの破壊力に、その場でへなへなに座り込んでしまったのは、流石に恥ずかしかった。





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Kazuma Kawamura (1)-2→←▽

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