第256話 救援と ページ7
マルコは私を見て、私の腕の中にいる
エース「に"ぃ"〜ッッッ！？！？」
マルコ「セラよく耐えたよい。あの薬漬けの連中はどう足掻いても無理だ。おれたちは慈善活動家じゃねぇからねぃ。斬っちまうのが1番だよい」
貴方「やっぱり重症？」
兄さんに心の中でドンマイ、と告げつつマルコに尋ねれば頷かれる
マルコ「あそこまで薬に染っちまえば抜くのは時間がかかる上に抜き終わったところで断てるかと言われたら微妙なトコだよい。精々他のモノに依存するのが堕ちだねぃ」
貴方「なら、斬るしかない」
完全に刀身を抜きまだまだ湧いて出てくる人の姿をした獣たちに切っ先を向ける
マルコ「お前は右側をやれ。おれが左側をやるよい。んで？セラの目標は？」
貴方「この島のおそらく本当の主の首を落として島に生える悪魔の実を兄さんの能力で燃やすか海の底に落とす」
悪魔の実は今の持ち主が死ぬと世界中のどこかで再び成る。が、例外として稀にその島の特定の場所にのみ成る悪魔の実も存在する。私の能力もしかり。おそらく兄さんを猫に変えた能力もしかり
では二度と生やさないようにするにはどうするか？
その果実を存在ごと消すか海の底に沈めて取りに行ったとしても食った瞬間死ぬようにしてしまえばなんら問題は無い。1番はもちろん存在を消してしまうことだ
マルコ「エース、ひとつ褒めてやるよい。セラにお前が食ったモンを食わせなかったのはいい判断だよい」
エース「！」
兄さんのしっぽが揺れた
兄さんはモビーでおそらく甘やかされたせいかものを貰うと躊躇いなく口に入れる習性がある
貴方「兄さんが食べなくても私食べたりしないよ」
マルコ「フン、欠片でもその可能性があるならおれは嫌だねぃ。誰が恋人の猫の姿なんぞ見せたいもんか。おれの目の前だけにしろい」
貴方「な、」
カアッ、と顔に熱がたまる。この人は、こういうことを平気でしてくる、こういう関係になって手すらまともに繋いでないけど本当に稀にこういう、独占欲みたいなものを出してくるから私の心臓は大忙しだ
貴方「馬鹿じゃ、無いの」
私がほうけてる間に襲ってきた奴らを1人で吹き飛ばしてるあたり本当に、好きで、もう一度馬鹿じゃ無いのと呟いたらスパンと叩かれ
マルコ「他に言うことあるだろうがよい」
貴方「ありがと、マルコ」
大好き、と心の中でつけ加えて笑った
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セラ(プロフ) - りょくちゃさん» そんなっ文才も何も無いのにッありがとうございます！不定期更新で申し訳ないのですが頑張ります！ (2022年11月16日 21時) (
レス) id: 644a1241d8 (このIDを非表示/違反報告)
りょくちゃ(プロフ) - 天才ですか？1番最初から見てきたんですけど、あの、最高すぎなんですけど？(())感想とか書くの初めてで、どう書いたら良いのか分かんないですが、とりあえず頑張ってください！！！＼(*⌒0⌒)♪応援してます☽︎︎.*·̩͙ (2022年11月14日 3時) (レス) @page6 id: 4cdf8f7710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セラ | 作成日時：2022年11月4日 12時
