WANTED ページ35
*
ハートの海賊団にAという女クルーが加わって
Aが16歳、ローが19歳になった頃の話
「すっげー、船長の懸賞金...あの若さで5000万」
「つーか、この手配書の船長カッコ良すぎ...おれ、部屋に飾ろう」
「おれにも寄越せよ、おれも部屋に貼りたい」
北の海出身のAが、夏島の気候に堪えられずに涼しい船内に入ってくると食堂で新聞を広げながらわちゃわちゃしているクルー達が見えた
その手には、新聞ではなく何枚かの写真つきの紙が握られている
「ねぇ、それ何？」
「うおっ...なんだ、Aか。そうそう、これ見ろよ！」
「トラファルガー・ロー...懸賞金5000万ベリー」
「すごくねェか！船長、やっぱり違うぜ」
私の手にも、一枚とクルーから手配書なるものが渡された
これが、船長の手配書...
写真もいつ撮られたんだろうというくらいカッコ良く写っている
船長がお尋ね者だというのは、強さが知らしめてあるようで何だか嬉しいし勿論カッコいい
でも、それ以上に私は腑に落ちないことがあった
「Aどうしたんだ？その仏頂面」
「...私も」
「は？」
「私も、賞金首になりたい！！」
私の盛大な告白に、食堂にいた全員がぶったまげたような声をあげる
でも、船長が賞金首なら私だって賞金首になりたい
賞金首になって...私がこの悪魔の実の力と刀で船長を守る
海軍に狙われるくらいに強くなって、船長をカッコ良く守って見せる
フンッ、と一人で意気込んで私は自室に走っていく
何でかって、そんなの決まっている
この手配書を一秒でも早く自分の部屋に飾るためだ
＿＿＿＿
＿＿
それから、私はどうにか賞金首になろうと戦闘力をあげるのに必死になった
前より刀を使うのも上手くなったし、最近は船長に襲いかかってきた敵を一網打尽にして船長に褒められた
海賊船も、それほど大きくなければ今では一人で沈めることが出来る
これなら、私の手配書が発行されるのも遅くない...
一体、いくらになるだろうか＿＿＿＿
そんなことを考えながら刀の手入れをするのが、私の至福の時間だった
「...A、何で刀磨きながらニヤニヤしてんだ？」
「シャチ、あんま見てると刺されるぞお前」
「そ、そんなこと言わないで下さいよ船長ぉ〜〜！！」
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aya(プロフ) - リクエストです。ドレスローザ編に入る前、ドフラミンゴの夢をみて怖がる夢主ちゃんにローが寄り添って心を落ち着かせるお話をお願い致します。 (2019年10月28日 10時) (
レス) id: 611a760f67 (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - ルナさん» コメントと以前のリクエストありがとうございます！書きたいとは常々思っているのですが、番外編という枠では済まなくなりそうなので、別に連載という形になりますが少し考えてみます！ (2019年10月28日 7時) (レス) id: f952b08383 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - いえいえ、お気になさらず！ リクエストをありがとうございました！ それはそうと、スタンピードの夢小説は書かないのですか？ (2019年10月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
有害君 - 前回のリクエストにこたえてくださりありがとうございます！またリクエスト何ですがローが猫化する話をお願いします！夢主ちゃんがめちゃくちゃ可愛がっているときに効果がきれて二人共少し気まずくなる感じで！！ (2019年10月27日 22時) (レス) id: ee0db65bd8 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - リクエストをお願いします！ 夢主がシロクマ風のモコモコファッションをしてローを悶絶させるお話が読みたいです！ シロクマの耳が着いた帽子+白いモコモコワンピースでローがメロメロになった姿が浮かんだので…！ (2019年10月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIOT(別垢にいみ)
| 作成日時：2019年10月17日 0時
