"再"集結 ページ43
*
「ゾロ〜〜〜！！キンえもーん！！」
コロシアムの一階付近に緑頭と背の高い侍を見つけて手を振る麦わら屋さん
私も急いで後を追いかける
「ルフィ！！声がデケェよバカ！！」
「トサカの奴が案内してくれてよ！！」
「あ、ゾロさん！！それ、私の刀！」
「いっぺんに喋んな！」
ゾロさんはあれからなんやかんやあって、ちゃんと私の刀も取り返してくれていたようだ
何とか柵の間から取ろうとしたけれど、柄が引っ掛かるし、海楼石で力が抜けたので断念
ううっ、目の前にあるのに...
「用って何だ！？ゾロ〜〜！！」
「声おおき＿＿＿」
「お前らなァ、こういう大会があるんなら何でおれを誘わねェんだよ！！」
この二人、ツッコミが追い付かん
用件っていうか、願望だし...そもそも二人とも声が大きい...
さっき念のために空気の結界で周囲の人間を見たけれど＿＿＿＿ただ者じゃない空気が少し、離れた場所にたむろしている
「って、あれ？錦えもんさん、どこに電話かけてるんですか？」
「いや、ルフィ殿とA殿に会えたらかけろとサンジ殿が」
「そうか...あァ...一応ルフィ、このコロシアム海軍に取り囲まれてるぞ」
「それ先に言って下さいよ！！」
それが重大な用件でしょうが＿＿＿＿
私が頭を抱える横で、麦わら屋さんは至って興味無さげだ
一体アンタら、ここまでどうやって航海してきたんだ...
「繋がったでござる！」
「サンジかーー！！おれだぞ〜〜！！」
すると、ゾロさんがお前も何か言えと無言の圧力をかけてきたので電伝虫へ声を飛ばす
「さ、サンジさーん、ご無事ですか！？」
「Aちゅわァ〜〜〜ん！心配してたんだよォ〜〜ん！！」
「あ、意外と元気そうですね」
電伝虫の目までハートになってる＿＿＿
隣では長鼻さんたちとも連絡を繋いでいるようで、工場破壊のことやオモチャの兵隊さんの話も
小人たちの軍隊の話も聞いた
フランキーさんたちはやる気だし、そもそも私はドフラミンゴを倒すまでここを出るつもりはなかった
船長が、どれだけ私を逃がそうとしても立ち向かうって決めたから
「フランキー、好きに暴れろ！！おれたちもすぐ行く！！」
麦わら屋さんがそう、言った途端＿＿＿
瓦礫の崩れるような音と、何かを斬るような音が街を襲う
それは、私たちの目の前に突っ込むと静寂をもたらした
「...え」
私は後退り、その場に座り込んだ
そんな...まさか
口元に持っていった手は、ガタガタと震えている
「船長！！！」
叫ぶ私にドフラミンゴが、ニヤリと笑った
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睡眠丸 - 本当にめちゃくちゃ面白い作品ですね！！一番初めのところから読ませていただいていますが、飽きるところがないです！！これからも更新頑張って下さい！応援してます！！長文失礼しました！ (2019年9月14日 20時) (
レス) id: 4e8951a1b9 (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - エースファンさん» コメントありがとうございます！名前の()無しは最新話の二行目でしょうか？ここは(偽名)になっているので、偽名の設定をしていただかなければ、名前という表示になるように設定してます！紛らわしくてすみません...！ (2019年9月6日 7時) (レス) id: f952b08383 (このIDを非表示/違反報告)
エースファン - 名前が()されていませんよ。そうしないと入力した名前が出来ないと思います。以上です。面白い話なので、更新頑張ってください！ (2019年9月6日 6時) (レス) id: 02823b3e8b (このIDを非表示/違反報告)
明煌羅(プロフ) - 続々編ありがとうございます！楽しみにしてました！ (2019年9月4日 16時) (レス) id: e8cddd2bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIOT(別垢にいみ)
| 作成日時：2019年9月4日 16時
