二十二話 ページ28
私は朝登校した。あまりにも酷なあんずの話を思い出しながら。
1秒でも早くあんずを復帰させてあげなきゃ！そんなことを思い決意を固めた。
「おはよっ、みかちゃん！」
みか「おん、おはようさん！」
みかちゃんと話をしながら教室へ向かい、バーンと扉をスライドさせ開ける。
「おはよう！」
教室に入ると凍りつくような視線をいたるところに感じる。
嵐「おはよう、Aちゃん♪……あらァ？寝不足なの？くまがひどいじゃない。」
「昨日あったことをあんずと共有して話してたら時間かかっちゃって。」
嵐「昨日だけで起こったことがかなり濃かったものねェ。でも、夜更かしは美容の敵よ？早く寝なさいね？」
「うん、そうする。……てか凛月、肩が重い。抱きつくな。」
昨日の紅茶飲んだだけでずいぶん距離が近いなおい。
凛月「んー？おはよ…………すぅ。」
「人に抱きついたまま寝るな。私に全体重のっかってきてて重いんだけど！」
嵐「あらあら、ずいぶんなつかれたのねェ。凛月ちゃんがそこまですぐなつくのは今まで見てて初めてねェ？」
いやただこいつは昨日で私を枕だと舐め腐っているだけだと思うよなるちゃん。
「てか微笑んでないで助けてくんない！？
体重かけてくるせいで私の首と腰が後ろに折れ曲がるから！
絶対こいつ起きてんだろ！もう確信犯じゃん！
あ、にやにやしてんぞこいつ！ちょ、ギブギブ！ギブだって！」
騒ぐ私を高みの見物をしながら微笑む悪魔なるちゃん。
そこに衣更くんが来た。
真緒「悪ぃな瀬戸。凛月、ほら離れろ。」
そう言って凛月を回収すると凛月を引きずって歩いていった。
真緒「凛月が迷惑かけてごめんな！じゃ！」
衣更くんは笑ってたけど、目は笑っていなかった。とても冷たくて、まるで凛月に近づくなと言っているようだった。
さっさと去っていくと、凛月くんに何か焦ったように言っていた。
凛月が衣更くんを幼なじみと言っていたから、大切な幼なじみを私に近づけたくないんだろうな。
衣更くんはトリックスター。あんずのためにも、早く真実に気付いてくれなきゃいけないのに。
嵐「Aちゃん、気にしないでね？真緒ちゃんはほんとうは優しい子なのよォ？」
「うん、分かってる。大丈夫。」
いつもあんずから面倒見がいいって聞いてたしね。
早く衣更くんの誤解を解かないと。
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凛(プロフ) - レオぴが尊いさん» ありがとうございます！返信遅れてすみません！アンケート作ったので、そちらもよろしくお願いします！ (2020年1月27日 21時) (
レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - kimaさん» すみません！間違えてたの何話か教えてもらえますか？ (2020年1月8日 15時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
kima(プロフ) - 零さんの一人称は我輩です (2020年1月8日 2時) (レス) id: 63736b3e41 (このIDを非表示/違反報告)
レオぴが尊い - きらりは退学にして、落ちは凛月です これからも頑張ってください (2020年1月7日 10時) (レス) id: 5067e0396d (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 夜さん» ありがとうございます！参考にさせていただきます！ (2020年1月5日 16時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2019年7月20日 21時
