学園の王子に目付けられた！！4【stpr】

183話● ページ37

貴方side



『あああああ、これは違う、うん違うの！るぅとくんね、今日ちょっと具合悪いからついつい変な事言ってるの！ね？莉犬!!(汗)』

莉犬「ああああうんそうそう。るぅとくんご機嫌ななめだからついつい本n…じゃなくて病んじゃったの!!うん！本当は愛華の事が大好きなんだよ!!(汗)」



るぅとくんが爆弾発言した事により、愛華さんの顔色が一気に悪くなった

しかし、ここで彼女にるぅとくんは貴方の事が嫌いなんです。なんて言えるはずもない…ので、私と莉犬で誤魔化した。



ころん「お前らなんか変だぞ」

ジェル「何か企んでるん？」

『いやいや、そんな。私たちまだ若いし1年生だから…ね？莉犬』

莉犬「そそそう！友情のなんとかってやつ！！」



誤魔化せてない!!(泣)
やばいやばいさとみ先輩とななもり先輩からの視線が痛い痛い!!ついでに愛華さんからの視線も痛い痛い!



愛華「やっぱり私嫌われて…」

『あああ！愛華さんネガティヴ思考禁止！大丈夫！るぅとくんいつもあんな感じだから明日になれば治ってる!!』

るぅと「嫌いです。大っ嫌いです」



あ”あ”あ”あ”るぅとくんのバカ！多分今1番バカ！爆弾発言するなし！

私が大変な事になるだろぉぉ…



るぅと「10年前まで酷いこと言っていたのに今更戻ってくるなんてありえない！もう顔も見たくない！」

そう言って真逆な方向へと走っていった


莉犬「るぅちゃんまって!!」

ころん「あ、まって僕も行く!!」


みんな、るぅとくんを追いかけに行ってしまった



ななもり「…あとでちゃーんと話、聞くからね」

ななもり先輩も、みんなの後について行った
残されたのは私と愛華さん





愛華「…っざけんなよ」

『え？』

愛華「せっかく帰ってきてまた7人でやり直せると思ったのに…なんでお前なんかが…!!」



愛華さんに押し倒され、尻もちをつく



愛華「ふざけんなよ。びっちが」



そう言われ、ペットボトルに入ってる水を顔にかけられた



『きゃっ…』

そして私をほったらかしにして、るぅとくん達の後を追いかけて行った

私は濡れたまま先に1人で家に帰った。

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