学園の王子に目付けられた！！4【stpr】

168話〇 ページ22

るぅとside

先生「...で、あるからして...」


あ"〜集中できない

A大丈夫かな..心配だな...う〜...

先生「じゃあこの問題を...星宮」

るぅと「A⊃Bです」

先生「正解だ」

はぁぁぁぁあ..帰りたい

ーーー

るぅと「お疲れ様でーす」

莉犬「あー！来たー！」

昼休み、生徒会室に行ったら莉犬に叫ばれました

るぅと「莉犬、何？」

莉犬「何じゃないでしょ！朝の話の続き！」

るぅと「朝の？......あぁ」

Aの家に泊まったって話か

ななもり「なになに？朝何があったの？」

莉犬「聞いてよ！るぅとくん昨日Aの家に泊まったんだって！」

ころん「は？！」

さとみ「なんで俺も呼ばなかったんだよ！」

るぅと「なんで、って...」

昨日のことを思い出す

何年かぶりに自分の気持ちを吐き出した

誰にも言ったこと無かったことを

るぅと「...2人きりじゃないと、だめだったからですよ」

あの話、みんなが聞いたら傷つくでしょ？

ななもり「..るぅとくん？」

皆がぎゃあぎゃあ騒ぐ中、なーくんだけ不思議そうな顔で僕を見てきた

僕はそれに気付かないふりをして、お弁当を開く

ころん「ぬあ〜A休みだしさぁ..お泊まりとかさぁ...」

ジェル「るぅとAに変なことしたんか？」

るぅと「別に、変なことなんて...」

そういえば僕、Aに抱きしめられながら寝たんだっけ...？

しかも、めっちゃ号泣してたし...





はっ、恥ずかしっ！！！

るぅと「...///」

ジェル「？！」



ジェル「...み、皆ー！るぅとがAになんかしたって！！！」

「「ええぇぇえええ？！」」

るぅと「ちっ、違う！何もしてない！」

ころん「るぅとてめえぇぇえええ！！！」

さとみ「Aの初めては俺が奪うつもりだったのに...？！」

ななもり「さとみくんちょっと黙ろうか」

莉犬「貰うじゃなくて奪うなんだ...」

ジェル「さぁるぅと！何したんか全部吐け！！！」

るぅと「いや、ほんと何もしてませんから！！」

ころん「嘘だ！さっき赤くなってたもん！」

るぅと「あーもう、言えばいいんでしょ言えば！！！」


えぇい、もうやけだ！！！


るぅと「Aに抱きしめられながら寝ました！！それだけです！！！」

「「......」」







「「はぁぁああああああ？！？！」」

るぅと「うるせえぇぇえええ！！！！」

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