検索窓
今日:14 hit、昨日:42 hit、合計:671,300 hit

56話〇 ページ8

貴方side



私を後ろから抱きしめる形で耳を塞ぐさとみ先輩




莉犬「...何してんの、さとみくん」

さとみ「こっちのセリフだよ。何抜けがけしようとしてくれちゃってんの」

莉犬「は。俺がAに何言おうと俺の自由じゃん。抜けがけすんなとか、ヘタレたこと言ってんじゃねえよ」

さとみ「..ふーん、生意気なこと言ってくれるじゃん。」

莉犬「もう、ちっさかった時とは違うんだよ。分かったら、手離せ」

さとみ「やーだね。そんなことしたら、2人の関係が発展しちゃうかもだし」

莉犬「はぁ..?何それ、ひねくれてんな」

さとみ「そうだよ?俺はひねくれてる。だからいくら親友でもライバルなら遠慮なくずるい手使うんだよ。知らなかったか?」

莉犬「...いや、知ってた。もう、こうなったらさとみくんは止められないのも」


莉犬「今日は引き下がるから。最後にAに一言言わせて」


莉犬が私を指さして何か言ったら、さとみ先輩はぱっと手を離した


莉犬「A。今日は帰るわ。チューリップ咲いたら、絶対デートだからね」

『あ、うん、わかった..じゃあね』

莉犬「ん。ばいばい」


手をひらひらと振って、場を離れる莉犬



『...さとみ先輩。さっきの、何のつもりなんですか』

さとみ「さっきのって?」

『..なんで、急に私の耳塞いできたんですか』

さとみ「そりゃあ、Aにあれ以上聞かせたくなかったからだよ」

『意味わかんないです..』

さとみ「まあ、簡単に言うと、俺がAを好きだから、かな」

『...その好きも、意味わかんないです』

さとみ「うーんそっか、ところでさ」



さとみ「デートって、何?」

57話●→←55話●



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (257 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
708人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆずぽん - 読んでいると、ドキドキする!!! (9月23日 13時) (レス) @page7 id: 12a9c59cbb (このIDを非表示/違反報告)
こんにちはちゃん(プロフ) - てか、自分でばんそうこう持ってくればいいなって思ってしまったごめん。 (2021年12月12日 13時) (レス) @page44 id: 953f13f861 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー - 女ってめんどいね。最近ずっと思う。うん。(自分も女だけれども)てか脅して付き合うとか菜々緒最低やな(・・;)さとみくんところんくんかわいそう.....(´・ω・`) (2021年7月10日 13時) (レス) id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー - ヤバい。なーくんかわいい....神かよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!! (2021年7月10日 11時) (レス) id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
あい - 櫻井くんかっこよ惚れた (2021年7月7日 15時) (レス) id: e3414a79a5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あるとん&りんりん x他1人 | 作者ホームページ:見てみた〜い?見てみた〜い?飲んでるところが見てみたい!!!  
作成日時:2019年12月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。