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「ん」

「どうした?」

「シャルから」

Aの携帯がなる。そしてフランクリンが訪ねると携帯を見せるA。

「競売の品、なかったって」



「品物がない?」

「ああ、金庫の中には何一つ入っていなかった…まるで予めこういう事態が起こることを知ってたみたいだ」

「ほお」

ウヴォーがそういうと面白そうな低い声でクロロが言う。そして陰獣やらなんやらという話になり…

「殺っていいよな?」

「もちろんだ。追手相手に適当に暴れてやれよ、そうすれば奴等のほうから姿を現すさ」

そしてウヴォーが電話を切ろうとしたとき

「A、団長と話さなくてもいいのかい?」

「は…?」

マチの言葉に先程から気球からの風に当たり涼んでいたAだが一気に顔の熱が上がる

「ほら、大好きな彼氏さんからお呼びだよ」

「からかわないで。馬鹿シャル」

シャルからからかわれ黙って携帯を貰う(奪うように)とクロロの声が聞こえる。

「もしもし、クロロ」

「Aか、仕事は順調か?」

「ん、大丈夫よ。クロロは心配性なんだからマチやシズクがいるのに失敗するはずないでしょ」

クロロの事は好きだ。旅団の男子の中で一番。だが…なんか違う気がする…

「そうか?自分の彼女を心配するのは当たり前だろう」

こういうドキドキじゃない気がする…

もっと息が出来ないくらい苦しい…そんな感じが…

「じゃ、また後で連絡するから」

「ああ、分かった」



「ハァ、バカップル死ねばいいのに」

「リア充滅びるね」

そうからかう二人。Aは少し顔を赤くしながら二人を睨む

「ハァ、私も男だったらAと付き合えたのに…」

「・・・・・」

シズクの言葉は聞かなかったことしよう。うん…

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れたす(プロフ) - 無くしたペンの話はどうなったんですか? (2016年8月9日 10時) (レス) id: 27b91ac37c (このIDを非表示/違反報告)
アオヤマ - クロロさんでお願いします! (2016年4月17日 14時) (レス) id: 09cc470949 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - クロロに1票お願いします! (2016年1月21日 23時) (レス) id: f3025ef719 (このIDを非表示/違反報告)
リューシュ - クラピカに1票です (2015年3月30日 13時) (レス) id: 2a0feee924 (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - クロロに一票 (2015年2月4日 22時) (レス) id: da02cd0c49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛々 | 作成日時:2015年1月7日 23時

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