某事務員の私生活、実はだらしないらしい。【アイナナ】

5.束縛 ページ6

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「はぁ……、改めておれは万理と同棲してる楠木A。基本的アイドルとかはRe:valeしか知らない。歳は……25。万理の事で何かあればなんでも言って。」


Aと初対面な顔が4つほど増え新旧Re:valeの3人からの要望で7人に自己紹介しろなんて言われたAは渋々に見えるだろう自己紹介をしてみた。

すると今度は順序よく7人も自己紹介をしだした。


「え、ぁ……、おれ物覚え良くないから名前と顔一致しない……」

「名前と顔覚えただけでも凄い進歩じゃん！」


戸惑いながら小さく呟いたAの頭を撫でながらも百がにやりと笑みを浮かべればこれまた嫉妬のせいか独占欲のせいか、腕を引かれそのまま万理の腕の中にすっぽりと収まったA。


「ふふ、バンは束縛激しいだろう？」


くすくすと笑みを浮かべながらAに問いかけた千にそんな事ないと万理が主張したが恐らくここにいる全員が激しいと思ったであろう。

Aは万理の腕の中でそんなことを考えながら呆れた表情を浮かべるしかなかった。



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