＊ おしごと ページ1
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chinen side
涼介「 ゆーりっ、」
学校が終わって、ゆっくりスクールバッグに荷物を入れていると 後ろからぎゅうっと抱きしめられた。
ふわって香る、ぼくの安心する だいすきなにおい。
「 りょー…」
くるっとふりかえって抱きつくと、一層きつく抱きしめられた。
甘い香りが、くすぐったくなってきて離れると 寂しそうにこっちをみた涼介。
その瞳は、寂しそうとも取れるし、不安がっているとも取れる。
……まだ、ぼくはどこかに行きそうな顔をしているの？
そう、ぼくは一度 通っていたダンススクール帰りに、無理やり車に連れ込まれたことがある。
最後までされた、まだ何もわかっていなかったあの純粋無垢なときに。
なにもかもを失って家に帰ると、涼介がぎゅっと抱きしめてくれた。
家がもともと隣だった涼介は、いつまでたっても帰ってこないぼくを不安がり
ずっと探していてくれたらしい。
そこから、涼介に抱きしめられることがぼくの精神安定剤であり
涼介もぼくを抱きしめることで、ぼくがいるのを再確認しているんだ。
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こぐれ ＊(プロフ) - mklove0714さん» 大変お返事遅くなって申し訳ないです；； これからも更新ゆっくりですが頑張らせていただきますので応援していただけると嬉しいです！ (2019年9月2日 20時) (
レス) id: 6f6602ccbd (このIDを非表示/違反報告)
mklove0714(プロフ) - 続きが気になります！更新楽しみにしてます:) (2019年2月28日 11時) (レス) id: 9e814b8d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こぐれ＊ | 作者ホームページ：http:aaaaaa//
作成日時：2019年2月15日 17時
