検索窓
今日:35 hit、昨日:2 hit、合計:449,536 hit

ページ31

顔面蒼白で冷や汗を流す私を無言で見る憂太。深淵のような目で見つめられ、居心地が悪くなる。おい待て先生何逃げようとしてんだ真希ちゃんたちも便乗すんじゃねぇ!私と憂太を!!2人きりに!!しないでくれぇええ!!!!(必死)



そんな状況の中、「………ねぇ」と響き渡る憂太の声。気のせいだろうか、さっきよりも声のトーンが低くなった気がするのは。いや気のせいじゃねぇわこれ。今までで聞いたことないもんこの低さは。



そして憂太の低い声によって動きが止まった裏切り者たち。あれかな、命の危険を感じたってやつかな…??(震え声)



生まれたての小鹿のように震えている私を見ながら、憂太が口を開く。ところで誰ですか小鹿じゃなくて小豚の間違いって呟いたシャイな人は。そんなに愛(右ストレート)が欲しいなら直接言ってくれればいくらでもあげるのに(拳を握りしめる音)




「Aちゃんがさっき振った理由って、本当は僕じゃなくて従弟が好きだから?」

『……………は???』




この期に及んで何を言ってんだコイツは。何でそんなめんどい考え方になってんだ。どこをどう聞けばそうなった。



真面目にそう考えてる幼馴染に、『え、馬鹿なの??』と罵倒が思うより先に口から出てきてしまった。あ、やっべ。ついうっかり。



無意識のうちに出てきた罵倒に、虚を突かれたような顔をする憂太。その顔に、私は速攻で前言撤回した。




『前言撤回。お前は馬鹿だ(確信)』

「えっ…」




未だに驚きの表情を隠さない憂太に、思わず呆れの視線を向ける。何でそう面倒な考えになるかなぁ……。




『1回しか言わないからよーく聞いとけよ?』

「う、うん」




そう告げると、私は静かに話しだした。

✿→←✿



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (469 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1018人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 乙骨憂太 , 里香ちゃんカワイイ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おもち食べたい(プロフ) - 真理さん» ありがとうございます!笑って頂けて嬉しいです笑 (2022年3月2日 18時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - 光に愛されし者で吹いたwww (2022年3月2日 0時) (レス) @page20 id: 155b63405e (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - イケメンになる予定。さん» ありがとうございます!コメ欄での会話って重くなるんですね…。初めて知りました…!今後は気をつけ…と言った矢先に返信してますね苦笑 (2022年2月7日 23時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - 東峰さん» 頂かれちゃいまし(殴) (2022年2月7日 23時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
イケメンになる予定。(プロフ) - 余計なお世話だと思いますが、コメ欄での会話は控えた方がよろしいかと…。端末が重くなってしまう、という話をどこかで耳にしたので😖💦外野から失礼しました🙇‍♀️ (2022年2月7日 16時) (レス) id: 8fa7e1941e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おもち食べたい | 作成日時:2022年1月23日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。