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えっ… ページ5

かに「いいよ、ほら、電話番号のメモ書いたから存分に掛けてね」
『あ、ありがとうございます!!あなたのお名前は…!』

身を乗り出し、質問をするA。







かに「おだ のぶなが。」

『ッッ…!!!』
私は、感動した。
なんて聞き覚えのある名前であろう。
その場に立っていることが恥ずかしくなり、直ぐに学校へ駆け出した。



授業が始まってから、ずっと電話を掛けるのが楽しみで内容は全く入って来なかった。
海月先生はいつも通り、えっちだね〜ッッチュッチュッチュッチュと言いながら黒板に推しカプを描いている。



今日は、下校時間になったら走って家まで帰った。

家に着いて自分の部屋に入った途端、のぶながさんに電話を掛けた。



…電話は、歴史博物館に掛かった。

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作品ジャンル:泣ける話, オリジナル作品
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作者名:リーア | 作成日時:2020年7月5日 1時

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