補習の手伝い ページ26
とある休日。
お昼を食べに行った出先で山本くんと遭遇。
なぜか制服を着ていた。
部活着でもない、ってことは…補習?
山本「お、A〜!」
おおう。
ブンブンと手を振って近づいてくる山本くん。
そのきらきらスマイルで周りの奥さん達がギラつき始める。
A「補習組かな?」
山本「そーなんだよ!今からツナん家で課題やるんだけどさ。Aも来て手伝ってくんね?」
…天秤に揺れる。
山本くんと初めて休日を過ごすか、リボーンくんを回避するために断るか。
はっ、んなもん山本くん優先に決まってらぁ!
A「もちろんいいよ。」
山本「やった!さんきゅーな!A!お前さいこーだよ!」
君もさいこーだよ。
ノリでそんなことまで言っちゃうのね。
そりゃファン増えるわ。
そして沢田くんの家に向かう途中で獄寺くんと会った。
山本「よっ獄寺。」
獄寺「あ?気安く喋りかけてんじゃねーぞ。」
山本「今からツナん家行くんだけどよ」
獄寺「なに?!」
おい食いつき方。
ホ/ モか、おまえは。
ヨダレ垂らすなよ…とかかなり失礼なことを考える。
A「2人の補習だって。…あ、獄寺くん頭良いし来てくれたら沢田くん助かるかも。」
獄寺「ナイスアイデアだ、俺も行く!」
ハッちょろい。
ピンポーンと鳴らすと沢田くんが出迎えた。
山本「よっ!」
A「よっ!」
ついでに真似しといた。
沢田「なっ、なんで獄寺くんとAちゃんまでーーっ?!」
山本「いや考えてみればできる人いないと終わんねーだろ?獄寺がいたら100人力だぜ。」
獄寺「よ、よせやい。」
あぁ、そういえば頭良かったなぁ。
普段授業放棄する不良なのに何故か頭が良い。
育ちがいいのか、たぶん。
沢田「た、確かに。…え、じゃあAちゃんは?」
おい、人が勉強できねーみたいな言い方するでない。
そこそこ出来ますわよ。
山本「ん?小僧への土産かな!」
リ「さんきゅー、有難く貰っとくぞ。」
山本くん、ははって笑ってる場合じゃないよ。
このデビルBABYは本気(マジ)です。
沢田「あーなるほど。」
なるほどではありません。
おかしくない?あれだけ拒絶してるのに周知の関係として受け入れ始めてるの。
…ハッ、外堀埋められてる?!
リ「フッ」ニヤ
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宵知(プロフ) - 初めまして!!リボーン自体の夢小説は少なくて涙が止まりませんでしたがとても良質な素晴らしい作品をありがとうございます。一日で一気に読み終わってしまいました。もう更新されるご予定はないのでしょうか。応援させていただければと思っています。 (2023年3月23日 14時) (レス) id: 13d7f8f596 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 赤ん坊姿でさえモテモテなリボーンに夢主ちゃんがどう墜ちるのか楽しみです! (2019年12月7日 3時) (レス) id: 34699431ad (このIDを非表示/違反報告)
樹 - スッゴく面白かったです!これからも頑張ってください! (2019年3月19日 23時) (レス) id: 7fba46ff84 (このIDを非表示/違反報告)
黒田李瑚(プロフ) - リドルさんもですか!自分の推し落ちがほんとに少なくて( ̄^ ̄゜)そんな時にこの小説見つけて心から舞踊りました!ほんとに感謝です! (2019年3月17日 1時) (レス) id: 85d4b84df1 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - アイさん» 大丈夫ですよ!ニヤニヤしてください!(ぇ)続編書きましたのでよかったら読んで見てください!コメントありがとうございます(*'v'*) (2019年3月14日 18時) (レス) id: a52989d574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リドル | 作成日時:2019年3月5日 16時