愛に生きる人達 ページ25
ﾎﾞﾌﾝと煙と共に中から現れたのは10年後のランボくん。
ﾗﾝﾎﾞ10「やれやれなんで俺は水に滴ってるんだ？」
沢田「あ、出た！大人ランボ！！
ちょっと！ビアンキ！！ほら！こっちきて！」
沢田くんは窓越しにビアンキさんに声を掛けると毒々しいケーキ片手に持って出てきた。
ﾋﾞｱﾝｷ「無理やりやらすのは嫌いだけどそろそろ家庭教師始めるわよ。」
沢田「じゃなくて！ほら！」
沢田くんの指さした方向にきょとん、としたランボくん。
ﾊｯ！とビアンキさんの目が見開く。
ﾋﾞｱﾝｷ「ロメオ！」
ﾗﾝﾎﾞ10「？」
ﾋﾞｱﾝｷ「ロメオ、生きてたのね！ロメオ〜〜！」
よし、本物だと思ってる！
ランボくんのほうはきょとんとしているが、恐らくビアンキさんのペースに入ってなすがままになるはず！
走りながらビアンキさんは構えた。
…ん？！
ﾋﾞｱﾝｷ「ポイズンクッキング�供�！」
ﾗﾝﾎﾞ10「ふぎゃあっ！」
沢田「なにーーーーっ？！」
A「えっ、好きなのでは？！」
なぜ攻撃されているのでしょうか。
リ「ビアンキは元彼と別れる直前までずっと険悪だったらしいぞ。」
A「えっ。」
ﾗﾝﾎﾞ10「が･ま･ん……」ｺﾃｯ
沢田「死ぬなー！寝ちゃだめだ！泣いてくれーっ！」
リ「10年後の医療なら助かるかもな。」
他人事のようにリボーンくんが呟いた。
死んだら私たちのせいじゃん…
どうしよ。
ﾋﾞｱﾝｷ「のこのこ帰ってきたわね。次は貴方よ。」
A「へ…？」
沢田「うわーっ！Aちゃん逃げてー！！」
ポイズンクッキングを構えられ、こっちに向かって猛ダッシュしてくる。
う、腕を紫に変色させてでも守るしか…
ｽﾞｶﾞﾝｯ
ﾋﾞｱﾝｷ「リボーン！どうして？！」
投げられたケーキはリボーンくんの射撃により地面に落ちていた。
ﾄﾞｻｯ
…あ、上からカラスが落ちてきた。
お、悪寒が…
リ「Aは俺が命に代えても守るぞ。」
ﾋﾞｱﾝｷ「どうしてそんなに庇うのよ！」
リ「惚れたからだぞ。」
ん？
なんか、いま…きゅって心臓なった…？
ﾋﾞｱﾝｷ「(ﾊｯ)……そう。貴方も愛に生きたのね。」
A「んん？？」
リ「そのとーりだ。」
ﾋﾞｱﾝｷ「分かったわ。私は私で頑張るけれど、もう貴方たちの邪魔もしないわ。」
リ「分かってくれて嬉しいぞ。」
…は？？？
そのとき沢田も(なんだこれ)と思っていたとか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 476人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宵知(プロフ) - 初めまして！！リボーン自体の夢小説は少なくて涙が止まりませんでしたがとても良質な素晴らしい作品をありがとうございます。一日で一気に読み終わってしまいました。もう更新されるご予定はないのでしょうか。応援させていただければと思っています。 (2023年3月23日 14時) (
レス) id: 13d7f8f596 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 赤ん坊姿でさえモテモテなリボーンに夢主ちゃんがどう墜ちるのか楽しみです！ (2019年12月7日 3時) (レス) id: 34699431ad (このIDを非表示/違反報告)
樹 - スッゴく面白かったです！これからも頑張ってください！ (2019年3月19日 23時) (レス) id: 7fba46ff84 (このIDを非表示/違反報告)
黒田李瑚(プロフ) - リドルさんもですか！自分の推し落ちがほんとに少なくて(￣^￣゜)そんな時にこの小説見つけて心から舞踊りました！ほんとに感謝です！ (2019年3月17日 1時) (レス) id: 85d4b84df1 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - アイさん» 大丈夫ですよ！ニヤニヤしてください！(ぇ)続編書きましたのでよかったら読んで見てください！コメントありがとうございます(*'v'*) (2019年3月14日 18時) (レス) id: a52989d574 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リドル | 作成日時：2019年3月5日 16時
