三浦ハルは、「裏切り者」になってしまった (ページ1)

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今日から独りに、なってしまったページ1

どうも、三浦ハル、と申します
今は……古い校舎の屋上で絵を描いてます。

教室に入ると、虐められるから、行きたくないから
学校に行く時はいつも真っ直ぐにここの場所に来ることが最近の日課みたいなモノだ。

「ハルは、、何もしていないの、に………」

ツナさんや獄寺君、それにクラスのみんながハルを見れば
〈笑顔〉じゃなくなって……罵倒という言葉の大きなナイフがハルを刺していく・・・。

唯一の助けは、山本君なんだけど……彼を巻き込みたくないから
会う度に酷い言葉を言って、突き飛ばして、出来るだけ近ずけないように対策はしている。

キーンコーンカーンコーン

「お昼、休み……か・・・。」

あんまり、お弁当は食欲湧かなくて持って来て無いんだ
良いな、ぁー！

右側の本校舎の屋上を見れば、ツナさんや獄寺君、そして––––ア・ノ・子–––がタノシソウニ
オベントウヲタベテイタ・・・。

［イイナァ、ワタシモ……『オレモ』……マゼテ・・・？］

ぇ？私、今…何て言ったの……？
まぁ、良いっか！

とりあえず、絵の道具を鞄にキチンと入れて描いた絵を左手に持って
学校から一生懸命に走って家に帰った。

「た、だいま………」

誰も居ない、空っぽの家の中で無機質に響く私の声音
さて、と……寝ようか、な・・・。

でも、大丈夫！……玄関も窓も全て木材で打ちつけてあるから！
そう自分に言い聞かせてリビングのその場で眠りについた。

～深夜～

「ん……」

あぁ、久し振りに寝たから……少し疲れが取れた、かな・・・。
ハァ……身体中が痛い、イタイ・・・シャワーでも浴びようかな

そうして、その場から立とうとした時にベランダからガチャ、と音が聞こえたと思えば
低い声と煩い声がワタシ二カカッタ

あぁ、振り向くまでもなく脳裏に浮かんだのは声をかけてきた人物だ
低い声音は＂XANXUS ＂で、煩い声音が＂S・スクアーロ＂そう、絶対にこの2人でしかない、と