マフィアのボス【歌い手】【浦島坂田船】【AtR】 (ページ5)

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4人目ページ5

youside

A｢満腹〜！｣

坂田｢うっぷ、俺しばらく肉見たくない｣

あの後お高めな焼肉やさんにみんなで向かった
沢山食べてテンションが上がっている私に比例して残りの4人は食べすぎたのか苦しそうにお腹をさすっている

センラ｢お前頼みすぎやって…ｳｯ｣

センラは口元を手で押えしゃがみこむ

うらた｢おい、センラだいじょう、うぷっ、ちょっトイレ｣

A｢お前らの胃はそんなもんかー！
よし！まーしぃ２軒目行くぞー！｣

志麻｢それええな！居酒屋行こうや！｣

志麻くんと手を繋いでルンルンしながら歩き始める
あ、後ろの3人は知らないよ？

A｢お酒！おさけ！｣

スキップしてるといきなり掴まれる

うらた｢お前なぁ、明日になって気持ち悪いって言っても知らねぇぞ｣

知らないって言っておきながら私が食べすぎで気持ち悪くなったりすると面倒しっかり見てくれるのよね、そういうとこ好きよ

センラ｢俺もお酒のむぅ｣

志麻｢センラは程々にな｣

しませんの2人が話していると坂田が少し驚いたような声をあげる

どうしたああ？？

坂田｢え？！なんかホンマに行くことになっとらん？｣

え？行かないの

A｢行きたくないなら別に来なくてもいいよ？｣

坂田｢えぇ？！行かんなんて言うとらんやん｣

坂田はぶーぶー言いながら後ろから抱きついてくる
てか、考えてみたけどここは道端やんけ

じゃり

私たちのものではない足音が鳴る
普通ならあまり気にしないだろう、しかしその足音の主から殺気を感じるのだ

うらた｢１回静かに｣

うらたんの一言で先程まで騒いでいた私たちは一瞬で静かになる

カチャリ拳銃の音がする

はぁ、２軒目行けなくなったじゃん

こうやって帰り道とかに狙われるのは少なくはない
ターゲットの中には息子、娘さんや奥さん、旦那さんがいるわけでまぁ、そりゃ愛し合ってた相手が殺されたってなったら復讐しに来るわな

てか、元から悪いことしなければいいのに
でも殺し屋とかに依頼してれば殺気を出したりなんてする訳ないこれは息子さんとかかな？

｢よくも、よくも父さんをｯ｣

志麻｢はぁ、めんど｣

センラ｢俺先に帰っとくんで｣

センラがそう言った瞬間銃が発砲される
足元に向けて発砲したみたいだ