どうしても。 (ページ9)

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前言撤回ページ9

「ちょっとA！！！」

というナミさんの声を背に、サンジさんから貰った海賊弁当片手にルフィさんのもとへ。

「では、行ってきますね！！」

虫とか、めっちゃいそうだし、すごく怖い動物とかも。
でも、なによりも、楽しみなの！！！

「Aちゃん！危なくなったら直ぐに俺を呼ぶんだよ！！！いいかい？」

「ふふ、はい！サンジさん！」

きっと船長であるルフィさんがいるから大丈夫。
だって船長だもん。と、謎の理屈にルフィさん、ビビさん、カルーくんと走る。

池のほとりに出たところで少し休憩。

「お、やっぱり！
イカみてーな貝だ！！」

「それって、アンモナイトによく似てる……」

「アンモナイトって言ったら、何千年も前に絶滅した古代貝じゃ……どうしてそれがこんな場所にあるんですか」

「えー、イカ貝じゃねーのか？」

古代生物であるアンモナイト……そして、怪しいと思っていた成長しすぎた植物たち。

偉大なる航路って、ほんっとうに何が起こるか分からないんだ。
今までの常識とか、全部通用しない……

「ルフィさん、行きましょう！
もー少し探検したらサンジさんのお弁当でも食べませんか？」

「ん、それもそーだな！」

そしてまた3人と1匹で歩き出す。ルフィさんが先頭で。
その次を私、ビビさんとカルーくん。

それからルフィさんが海王類と勘違いしたのは実は恐竜で、それからここが何万年も前の歴史で進歩することなく現代まで存在する太古の島だということが判明。

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あろうことか、首長竜と遊び始めるルフィさんに、どこからやってきたのか巨人族の方が私たちをおもてなしするとか。

ビビさん、カルーくん、私の三人で半泣き……主に私とカルーくんだけど、涙をほろほろと流しながらついていく。

大っ嫌いな虫とか、もうどうでも良くなってきちゃった……怖いよ、

すっごく怖い

どうしたらいいの、

ゾロくん