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(場地サイド)
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温かいAの手と自分の手を合わせて、ぐいぐいと引っ張るようにして前に進む。
今まで恋人って感じの恋人が出来たこと無いから、でーとで何処に行けば良いのか分からなくて少し戸惑い気味。
制服でーと、とか聞いたことあっけど、俺とAは学校が違って制服が違うからなんか違う気がする。
いつもアイツら(マイキー達)と一緒にしてる事じゃなくて、特別感のあること。
…あ
「なあ、Aって猫好きだったよな」
「え、ウン。猫大好きだよ、かわいいし」
千冬との学校からの帰り道で、沢山猫がいる穴場を見付けたからそこにいきたい。コイツ猫に好かれるし。
そこに決まり。
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沢山いる猫に喜びを露にしたAは、胡座をかいてそこに猫を乗せて優しく撫でている。
黒い毛の中に、ちょびっとだけ混ざるグレーの毛が可愛い猫。
その猫を膝に乗せて撫でてるAがそれまた可愛くって。シンプルなじーんず?に白い長めのTシャツで、いつもは結んでいる筈の髪を今日は下ろしている。
普段だったら意識しないんだけど、恋人になったって感じがずっとあって妙に意識してしまう。
「みてケースケ!!お腹出してる!!」
そんな俺になんか気付きもせず、腹を見せて寝転ぶ猫に興奮している様子で撫でてるA。
…今は変なこと考えんなって事か。
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もなかもなかじゃんぼ - ドロドロかー千冬のドロドロ見たことないから千冬のやつ見てみたいですね!性別は男で! (2021年12月11日 0時) (レス) @page19 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういんぷ | 作成日時:2021年10月16日 16時