【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない〜第三章〜

＊＊保障 ページ5

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炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうか御許しください。


禰豆子は強靱な精神力で人としての理性を保っています。


飢餓状態であっても人を喰わず、そのまま二年以上の歳月が経過いたしました。


俄かには信じがたい状況ですが紛れもない事実です。


もしも禰豆子が人に襲い掛かった場合は竃門炭治郎及び.....




鱗滝左近次・冨岡義勇が腹を切ってお詫びいたします。



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炭治郎 「っ......」




炭治郎の目からは涙が出ていた



あの二人はっ.....禰豆子を生かすために命を懸けてくれたっ....




私もっ....私も同じように腹をくくらないといけないのにっ.....



実弥 「......切腹するから何だと言うのか。


死にたいなら勝手に死に腐れよ。何の保証にもなりはしません」




杏寿郎 「不死川の言う通りです！人を喰い殺せば取り返しがつかない！！殺された人は戻らない！！」




スミレ 「..........」




確かにあの柱が言うのも一理はある



もしも.....禰豆子が人を殺してしまえば.....何の罪のない人はもう生き返ることはできない.....




お館様 「確かにそうだね。人を襲わないと言う保証ができない、照明ができない」




スミレ 「っ......」




そんなことを言われたら....さすがのお館様も.....




お館様 「ただ、人を襲うということもまた証明できない」




スミレ 「......！！」



実弥 「っ.....！！」




お館様 「禰豆子が二年以上もの間人を喰わずにいるという事実があり、禰豆子のために三人の者の命がかけられている



これを否定するためには否定する側もそれ以上のものを差し出さなければならない」




実弥 「......っ」




杏寿郎 「......むぅ！」




お館様 「それに炭治郎とスミレは鬼舞辻とその弟の湊と遭遇している」




柱 「っ.....！？」




そう言うと柱たちは驚いたように私たちを見た




天元 「そんなまさかっ......柱ですら誰も接触したことが無いと言うのに.....こいつらが！？


どんな姿だった！？あいつらは２人でいたのかっ！？能力は！？場所はどこだ！？」




無一郎 「戦ったの？」



実弥 「鬼舞辻たちは何をしていた！？根城を突き止めたのか！？」




実弥は炭治郎の髪を掴みながら揺さぶった

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