【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない〜第三章〜

＊＊冨岡義勇 ページ17

きよちゃんは私に１番小さいひょうたんを渡された




スミレ 「え？私が？」



きよ 「はい！スミレさんは炭治郎さんたちよりも早く鍛錬してますし、多分これくらいなら破裂できると思います」



スミレ 「そっ....そうかな.....」




そう言われて恐る恐るひょうたんを受け取って、吹いてみると




(バンッ！！




炭治郎 「えっ...えぇええええええええっ！！？」




ひょうたんは簡単に破裂させてしまった




スミレ 「破裂....できちゃった....」




きよ 「さすがですスミレさんっ！！」



なほ 「こんなに早く破裂させたのは初めてです！！」



すみ 「スミレさんはカナヲさん並の才能があるかもしれません！！」



スミレ 「そっ....そうかな.....」



そのあともう一つ大きいひょうたんを吹いてみたけど、破裂はできなかった



頑張ろう....





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〜夜〜



スミレ 「ふぅ....さっぱりした....」




今日の個人の訓練が終わってお風呂も借りて、私は縁側に出た




スミレ 「今日も善逸と伊之助は来なかったけど.....大丈夫かな....」




これじゃあいつまでたっても任務に戻れないよ.....




スミレ 「最終的に決めるのは２人だけどさ....」




せっかくここまで一緒に頑張ってきたのに.....



スミレ 「あっけなく終わっちゃうのかな.....」




義勇 「そんなものだ」




スミレ 「.......ん？？」




えっ！？いつの間に隣にっ！？




この人って.....炭治郎と禰豆子を助けてくれた水柱の人だ




なんでここにいるんだろう.....




義勇 「胡蝶に用があったんだが....どこにもいない」




スミレ 「そっ....そうなんですね....」




だからといって無言で私の隣に座られても.....




あ、でもあの時のお礼を言う機会ができた




スミレ 「あのっ....那田蜘蛛山ではありがとうございました。あなたがあそこで型を使ってくれたおかげで累の頸を斬れたので.....」




拾壱ノ型.....あの時出してくれなかったら私はもっと大怪我していたか、累の頸をちゃんと切れてなかった



義勇 「大したことはしていない」



あれで大したことをしていないなんてっ.....




やっぱり柱ってすごい！！




スミレ 「冨岡さん.....どうやって拾壱ノ型を編み出したんですか？」

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