**守れない ページ5
スミレ 「アキオっ.....アキオっ!!!」
私はアキオのもとへ駆け寄った
スミレ 「アキオっ....目を覚ましてよっ.....私を一人にしないでっ...!!!」
そう言っても.....もうアキオの半分はあいつに食われていて.....もう手の施しようがない.....
鬼 「このクソガキがぁああああああああ!!!」
(ガンッ!!!
スミレ 「うっ....!!!」
私はそいつに蹴り飛ばされた
スミレ 「カハッ......」
口から血が飛び出した
こんなに強く蹴られたのは初めてだ
鬼 「たっぷりいたぶってから食ってやるよぉ.....」
そう言って私の着物を掴んだ
もうっ.....だめかもしれないっ......アキオっ....ごめんねっ....
お姉ちゃんもっ.....一緒に行くから.....
スミレ 「.........」
そう思って目を瞑った時.....
スミレ 「.......!!」
持っていたお母さんの小太刀が熱い.....
どうして....?なんで急に熱く.....
それに色も変わってる.....?
銀色だった小太刀が.....淡い青色になっている
スミレ 「っ.....」
私はゆっくり小太刀を持ち上げて
スミレ 「うわぁあああああああああああっ!!!」
(ザシュッ!!!
私は小太刀で.....そいつの首を斬った
鬼 「ぎゃぁああああああああああああっ!!!」
そのままそいつの首は跳んで行った
そしてそのままそいつは灰になって消えた
スミレ 「はぁっ.....はぁっ......」
手が震える.....初めてっ......人を殺してしまった
スミレ 「アキオっ.....」
私ははいずりながらアキオのもとへ行った
スミレ 「ごめんねっ.....ごめんねっ.....守れなくてごめんねっ.....」
私はアキオの手を握った
大切な家族を失ってしまった.....
私が外になんて出なければ......アキオを失わなかったかもしれないのにっ.....
スミレ 「アキオっ.....」
.
.
.
.
.
.
.
?? 「わぁ〜すごいね!!そんな小さい小太刀で鬼を殺しちゃうなんて!」
スミレ 「え.....?」
背後から声がした
振り返ってみると.....洋服を着た少年がいた
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おいの - うわっ切ない!とても面白いですね!最新話まで一気読みしてしまった…😂 (11月5日 13時) (レス) id: e1a3f3b1e4 (このIDを非表示/違反報告)
三月の専属ストーカーなつめみく - 童磨さん» うわ切な…夢主ほんと救われてほしい…ていうかお鬼も夢小説見るんですね意外です。しかも上弦の弐。 (10月20日 13時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
童磨(プロフ) - 結ばれたいけどカナヲがいる限りこの主人公は結ばれることは難しいかも (2021年5月4日 19時) (レス) id: ce28b5a547 (このIDを非表示/違反報告)
なっち - 更新ありがとうございます!面白かったです! (2020年12月6日 16時) (レス) id: 8cb8225128 (このIDを非表示/違反報告)
とろろん昆布(プロフ) - 凄く面白くて最新話まで読ませていただきました!細かい事なのですが、珠世様も一応鬼を作る事は可能です!豆知識的な形で知っていていただけたら嬉しいと思います!この作品の中ではまた話が変わっていたり、などでしたらすみません(汗) (2020年11月30日 20時) (レス) id: e26948917f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2020年4月30日 16時