【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない

＊＊友人との再会 ページ31

和己 「化物.....一昨晩攫った里子さんを返せ」



和己さんは震えながらも鬼に聞いた



鬼２ 「里子？誰のことかねぇ、この蒐集品の中にその娘のかんざしがあれば喰ってるよ」



鬼の服の中にはたくさんのかんざしが....




和己 「っ......！！」



その中に里子さんのかんざしがあったのか、一気に涙を流した




炭 「っ......」



こんなにもたくさんの女の子をっ.....！！




自分の怒りが爆発しそうになった



(ごぼっ....！！



炭 「.......！！」




炭治郎の横からもういったい鬼が出てきて.....




(ドコッ！！




壁をなぐった.....いや、炭治郎を殴ろうとしたけど避けたのか




(ズバッ！！





炭治郎が再び斬りかかったけど、また急所を外した




(ごぼっ！！




スミレ 「くっ....！！」




(ザシュッ！！




今度はちがう壁から鬼が出てきた




壁に近すぎるとまずいかもしれないっ.....でもこの鬼は地面からも出てこれる




それに3体もっ....




炭 「水の呼吸.....」




炭治郎が呼吸を出そうとすると.....




(ドサッ！！！




スミレ 「えっ......！？」



炭治郎が背負っていた木箱から.....足が出てきて、鬼の顔を蹴った




この足って......




鬼２ 「....なぜ人間の分際で鬼を連れている」




禰 「........」




スミレ 「ねっ...禰豆子っ！？」




禰豆子が鬼になったことは炭治郎から聞いていたけど.....背負っていた木箱の中にいるなんて気づかなかった




鬼の嫌な感じの鳥肌は一切しなかったのに





禰 「.........(ピタッ」




禰豆子は私と和己さんの頬に触れた




この雰囲気は......私がよく遊んでいた禰豆子と変わらない.....




でも瞳と.....髪とつめは.....鬼独特の模様になっていた




スミレ 「禰豆子っ....私だよっ....スミレだよっ....わかる？」



禰豆子 「むー.....」



竹をくわえててしゃべれないのか、じっと私をみて




(ギュッ.....




そのまま抱きしめた




スミレ 「禰豆子っ.....！！」




2年ぶりにあった友人に涙を流してしまった




禰豆子 「っ.....」




禰豆子は私と離れた後、鬼を睨んだ




そうだ....いつまでも喜んでる場合じゃない、今はあの鬼を何とかしないと




(ゴッ！！



禰豆子は地面にいた鬼に向かって足を振り上げて攻撃したが、鬼はすでに下にもぐった

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