【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない

＊＊変化 ページ13

小春 「それと、呼吸の話ですが.....元水柱の鱗滝さんという方が見てくれるそうです。ちょうどあなたと同じくらいの少年もいるみたいですし......」





スミレ 「あの.....そのことなんですがっ....どうしても呼吸を使わないとダメなんでしょうかっ.....」






小春 「......呼吸は重要です.....もしあなたが湊を本気で倒したいなら.....呼吸を習得した方がいいはずです......」





スミレ 「そうですかっ......わかりました.....」




わがままなんか言ってられないよね......





自分のことがかかっているんだっ.....のんびりなんかしてられないっ.....






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




〜夜〜




スミレ 「熱いっ.....」





私はむしむしとした熱さで目を覚ました




水でも飲んで来よう......そう思ったとき.....





(カタッ.....





廊下から物音がした





スミレ 「誰か.....いるの？」






？？ 「..........」





障子から月明かりの陰で誰かがたっているのが見えた





この影は....





スミレ 「初ちゃん.....？」





初 「.......」





何で初ちゃんがここに.....？





嫌な予感がする.....






私はタンスにある小太刀を取ろうとした瞬間......





(ガラッ！！！





初 「うぅっ.....」





スミレ 「初ちゃんっ......」





部屋に入ってきた初ちゃんは......爪も長くなっており.....目も赤くなっていた





完全に.....鬼になっているっ.....





あの時見た鬼と同じだっ.....






(ガタッ！！





私は小太刀を取り出した





鬼を斬るには.....この刀じゃないとっ.....





初 「ガぁああああああああっ！！！！」






初ちゃんが私に襲い掛かってきた





スミレ 「初ちゃんッ！！！しっかりしてっ！！！」





そう言っても、初ちゃんは当然落ち着くはずない






初ちゃんは私を食べようと馬乗りになった





スミレ 「っ.....！！！」





私は小太刀で初ちゃんの口を押えた





初ちゃんの口には牙が生えていた




(ガラッ！！！







小春 「初っ！！スミレっ！！」





その時、小春さんが部屋に入ってきた





スミレ 「小春さんっ！！」





小春 「スミレから離れなさいっ！！！」






(バッ！！






小春さんは初ちゃんを押さえつけた

＊＊呼吸→←＊＊鬼化

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