サイコパス【DOG】

＊＊ばれた ページ41

ばれた.....！！？





メイ 「.......！！」






すると、メイ君は廊下の先の方を見た





メイ 「ああ.....ちょうどよかった、呼び出す手間が省けたよ」





A 「っ.....！！！」






ミズキ 「........」



メイ君の視線の先には.......ミズキ君がこちらに向かって歩いてきていた





ミズキ 「っ.......」





ミズキ君は少し目を揺るがせたが......





何も知らないようにメイ君の横を通った




他人のふりをしたんだろう





メイ 「君でしょ？『黒幕』......」





ミズキ 「........！」





ミズキ君はその場に止まって.....メイ君の方を見た





メイ 「今日....は無理か？明日の放課後......○○中学校の校庭に来てもらえる？話したいことがあるんだ」





メイ君は私の方を見て






メイ 「もちろん......Aもね？」





A 「っ......(ガタガタっ」





ミズキ 「........」





ミズキ君は何も言わず......そのまま去って行った






メイ 「さっ！用も済んだしお昼食べようか！明日が楽しみだね.......A......」





ついに......メイ君にミズキ君のことがばれてしまった....





どうして.....？ミズキ君とのかかわりはなぜばれたの！？







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




〜家〜





何でっ.....何でメイくんっ.....ミズキ君のことが分かったの！？






やっぱり私.....何かへまをっ.....





(PRRRRRRR！！！





その時......ケータイに電話が来た






画面を開いたら非通知だった





A 「はっ....はい.....もしもし....」






ミズキ 『俺だ.....ミズキだ』





A 「みっ...ミズキくん！？電話はしないって......」




ミズキ 『もはや俺の存在はメイにばれている......いまさら隠したところで意味はない』






A 「みっ...ミズキくんっ.....私っ...何もしゃべっていないんですっ....本当ですっ！！」





もう怖くて涙が出てきた





A 「何でメイ君がミズキくんのことに気づいたのかっ.....私っ....全然わからなくてっ......」





ミズキ 『.......君がチクったなんて思っていない。俺が気づいていない何かがあったんだろう』





何か.....？





ミズキ 『いずれにせよ、正体が知られたという現実を受け入れなきゃいけない.....』

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