サイコパス【DOG】

＊＊フラれた ページ12

A 「ごっ...ごめんメイ君.....私今日ママとご飯行く約束してるんだ。だから5時までに帰らなくちゃいけなくてっ.....」






メイ 「.......？そんなのいつでもいいでしょ？俺と一緒に買い物行こうよ」






平然とそう返してくるメイ君






A 「ごめん.....やっぱり私.....今日は帰るね」






メイ 「...........」





賑やかだったクラスが静かに聞こえる







怖くてメイ君を見ることができない......





感じるのは.....メイ君の視線だけ






メイ 「そっか！わかったわかった！！今日は1人で行くよ！」







そう言われて私は顔を上げた







メイ君は怒っておらず、ニコニコとしていた







メイ 「あーあ....Aに振られちゃった！」







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





〜帰り道〜






よかった......






前のことがあったからちょっとドキドキしたけど.....





考えすぎだったかな.....






やっぱり私がはっきりしないから悪かったんだ






A 「今度からはもっとちゃんと......」






男１ 「あれ〜？こないだの子じゃん！俺らの事覚えてる？」







すると、この前ナンパしてきた人たちに偶然再会してしまった





男２ 「ほら！声かけたら彼氏っぽいやつが出てきてさ......あいつはきょういねーの？」






どうしようっ......逃げないとっ.....







私は急いで路地裏に逃げた






男１ 「おいおいちょっと待てよ！まるで俺たちが悪人みたいじゃねーかよ」






男２ 「俺たちさ、こう見えても君みたいな清楚でおとなしそうな子タイプなんだよな〜」






やだっ.....追いかけてくるっ......






どうしようっ.....






(ゴシャッ！！！







その時......後ろから鈍い音がした







恐る恐る振り返ると......さっきの男の人が倒れていた







メイ 「..........」






A 「めっ...メイ君っ.....？」







男２ 「えっ.....」






もう1人の男の人も何がなんだかわからずに呆然としていたとき......







(グッ！！！






男２ 「おっ....ごっ.....！！！」







メイ君は男の人の首に腕を回して首を絞めた






(ギリギリッ.......







このままじゃ男の人が死んじゃうっ！！！







(バッ.....






するとメイ君は男の人を離した

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