実力テスト ページ7
そして一週間後
今日から授業が開始します!
と言うわけで新しいクラス、ライト君と一緒
婚約者のいる人は必ず同じクラスにされる
うん、これはいい制度だ
「今から実力テストを行います
ついてきてください」
そう言ったのはクラスの担任
実力テストって言うのは魔法のこと
筆記も勿論あるけどね
「アリス、あんまり暴走しないでね?
わかったぁ?」
私はライト君からの注意を、横に目線を流しながら黙って頷くしかなかった
ライト君は知ってるからね
私が全属性+聖属性魔法使えるの
あと従魔のホワイトと獣化できるのも
獣化に関してはライト君の作ったマジックアイテムだと言えるので大丈夫
「トーナメント方式で行います
魔法、武道、使い魔…何をしてもOK
勝つことだけを考えてください」
うわ〜!うずうずする!
あ、最初はアーニャだ、どんな戦いなんだろ
「よーい、始め!」
先生がそう言った瞬間、相手は苦しみだした
…え、何がどうなってるの!?
「あ、アーニャ・ネクロブラッド!
早く魔法を解きなさい!」
先生が慌てたように倒れた生徒の元へ
アーニャはただその光景を見ているだけ
…え、どういうこと?
「あれは呪術だねぇ
詳しく言うと幻覚魔法かな?
あれ、下手すると死ぬよ?」
え、マジで?
「うん、もう自分は死ぬって思わせれば」
あぁ、アレか
寝言を言っている人に話しかけたら駄目ってやつ
寝てる間も頭は動いてるから
その言葉を理解しちゃうんだっけ?
と言うか相手戦闘不能じゃん…
良いの?あれ
「さぁ?僕も知らないよ?」
え…
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