癒姫喰さんとカレの恋愛話 (ページ12)

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癒姫喰side

全員で学校を出るところだった

璉｢やぁ、楽しんでくれているかな？｣

須貝｢あっ理事長!!お久しぶりです｣

河村｢…正直この学校にはビックリさせられましたがそれなりに楽しませていただいてますよ。｣

璉｢ならよかった(ニコッ

ところで君達は今から出掛けるそうだね。良かったら乗っていくかい？電車で行くのは少し遠すぎる事だ｣

伊沢｢えっ。あ、理事長が宜しければ是非…｣

璉｢もちろん！さぁ乗ってくれたまえ

嗚呼、後ろには4人しか乗れないから癒姫喰さんは前に乗ってくれ｣

……最悪だ

車を発進させた途端父は

璉｢そう言えば綺羅莉から聞いたよ。あの｢蛇喰｣とギャンブルをしたそうだね？｣

伊沢｢はい、正直ギャンブルなんてはじm｢しっかりギャンブルには勝ったんだろ？A｣

「…………勿論です｣

嫌だなぁ変な空気が流れてきた

璉｢ﾊﾊﾊｯ当たり前だよな。

これで負けたと言っていたらきっとAを勘当していたよ｣

川上｢はっ……？｣

璉｢折角大枚を叩いて育てたというのにそんなに端くれに負けるなどあってはならない。
それにギャンブルだけでなく、勉強もスポーツもだ
誰かに負けて1番以外を取るような事があれば即勘当。そんな奴はうちの家の子供ではないからね？｣

いつも言われている事。後ろの平和ボケしている人達はこれを聞いて相当驚いているけれどもしも彼等がうちの家の子供だったとしても勘当されることは絶対にない

【だって彼等はあらゆる面で完璧を謳われているから】

私は少しでもボロを出してはいけない

今だってギリギリのところに立っているし

璉｢君達も万が一Aが変な事をしようなら即追い出してくれて構わないよ？

僕は君達を何よりも信頼しているよ。Aより何倍もね？

さぁショッピングモールに着いたよ。楽しんできてくれ(ニコッ｣

生徒会メンバー｢ありがとうございました｣ペコっ

その日の記憶はもうほぼない

気づいたらカレが好みそうな服の入った紙袋を両手に持ち部屋にいた

生徒会メンバーは広間に集まって楽しく遊んでいる

私はあの輪に入ってはいけない
少し悔しいのとカレが生徒会メンバーといる時だけに見せる笑顔を私には見せてくれないのが辛くて

また感情をつくっちゃうんだ