癒姫喰さんとカレの恋愛話 (ページ2)

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癒姫喰side

ざわざわ…

｢おはよ～｣｢おはよう｣｢そう言えばこの前の、｣

朝の登校時間

周りは優雅に制服を着こなし会話に花を咲かせている

この学校はエスカレーター式で全員東京大学へ進学することが出来る
いわゆる東京大学への近道ルート

でも入るのは東京大学の入試よりも難しいと言われるほど

そんな学校に私が入れたのが奇跡だとは思う

……少しくらいコネが入ってるだって事は内緒で

両親はどうしても私をこの学校に入れたかったがためだけに元理事長とギャンブルをし勝って理事長になった

と、説明はこの辺りにしてひとつ今問題がある

それは…

｢あ、おっはよ～癒姫喰さん♪

今日も学校来たんだぁ。クズが｣

｢そうそう、、よく来ようと思ったね
そろそろ諦めてよ｣

私に直接言ってくるのは主にこの2人だけ他は見向きもしないけど心ではこのふたりと同じようなことを思っているだろう

なんのためにここに来てるのか

これと言って理由がない訳では無い

キャーーー！！！！！

カレの姿が見たいから

｢川上くん！おはようございますっ！！｣

｢今日もかっこいい…｣

｢私は伊沢くん派～｣

｢え、川上くんの方が魅力ありまくりでしょ！｣

伊沢｢おはよ｣ニコッ

川上｢、、おはよ｣

キャーーーーーーー！！

カレの普段は飄々と物事をこなしていくのに実は努力家だったり表情にすぐ出るところとか

まぁまとめてしまえば

彼のことが好きだ

でも私は彼のことを好きになってはいけない

だって私はこの学校の｢ゴミ｣だから