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HR終了のチャイムが鳴る
クラスメイト達はわらわらと如月さんを取り囲む
そんな中、高尾君だけは離れた所で本を読んでいた私のもとへ来た
貴女『・・・高尾君。先日の件ですが、やはり貴方の友人関係云々の事もありますから、私に構わず如月さんの所へ行った方が・・・』
高尾「だーかーらー!
俺は好きでAのとこにいるんだって。」
貴女『・・・私の所に居ても楽しくありませんよ?』
高尾「隣にいるだけで楽しいから。」
あ、あざとい・・・
貴女『高尾君、そんな言葉を何処で覚えてくるんですか・・・』
彼は、私の問いに答える事は無くニコニコと笑っている
はぁ、とため息をつき
視線を如月さんのもとへ向ける
背中の辺りまで伸びているふわふわの茶色い髪
くりくりと大きい橙色の瞳
男女問わず人気な性格
絵に描いた様な人がこの世にいるのだな、と思った
まぁ、黒子のバスケと言うアニメの世界だからありうるかと割り切り、また高尾君と話始める
静かでありながら、此方を睨む
その鋭く刺さる様な視線に
私は気付くことができなかった
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匿名希望 - 続編のパスワードを教えていただいくことは可能でしょうか。 (4月16日 16時) (レス) id: eabc278b73 (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - 続編が気になるのですがパスワードを教えていただきまさんか。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
理菜(プロフ) - 続編のパスワードを教えていただけませんか? (8月11日 15時) (レス) id: e915ea8413 (このIDを非表示/違反報告)
kikuti0914sora(プロフ) - 続編のパスワードを教えてもらうことわ可能でしょうか (2023年4月22日 17時) (レス) id: 0949eefd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸 椿 | 作成日時:2019年6月17日 20時