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you side

部屋を出てうろうろしても怪しまれそうなので、とりあえずシャオロンの部屋で過ごすことにした。

『…うーん、どうやってやったんだろ…』

さっき手から出た光を再現しようと手を見つめる。

『…んー。』

とりあえず念を込めてみることにした。

『(…光、光、光……)』

すると、手にピリッ、と来る感覚が。

『(…お?)』


が、手から出たのは豆電球みたいな光。

『(え?しょぼっっっ!!)』

しかもその光はほんの数秒で跡形もなく消えてしまった。

もうちょっと大きいのがいいなぁ。

そう思いもう一度挑戦するが、出るのは豆電球だ。

『いや、ちょっと大きくなったか?ん?』

ボソボソと呟きながらやっていると、いつの間にか数時間が経過していた。

すごいな、僕こんなんで数時間過ごせるんだ。

そして課せられる次の問題。


これからどうすればいいんだ?

シャオロンが来ると思っていたが一向に来る気配はない。




コンコン、とノックの音が響いた。

zm「おーい、入るで。」

…ゾムさんだ。

そういえばここはシャオロンの部屋だった。

コネシマさんとの一件もあり、遭遇したくないので近くのクローゼットに隠れる。

ごめん、シャオロン!!!!

中は意外と整頓されており、すんなりと体を隠すことができた。

zm「……入るで。」

しびれを切らしたように足を踏み入れるゾムさん。

絶対に気づかれないように息をひそめる。

zm「…………なぁ、お前なにしてん……?」

いやいや、流石のゾムさんでもクローゼットの中は気づかないよなぁ。

zm「…なぁ。」

はぁ。早く部屋から出てってくれないかな。

ここめっちゃシャオロンの匂いするし。

zm「…お前のこと言ってんけど…!」

『…うぇ!?』

いきなり明るくなった視界に思わず目を瞑る。

しばらくたってから、恐る恐る目を開けると怖いほど無表情なゾムさんがこちらを睨んでいた。

『…え、っと…』

僕、人生終わりのお知らせ。

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ブラウン(プロフ) - 雨天時さん» コメントありがとうございます!若干スランプで更新頻度遅いですが、頑張ります!! (2021年3月23日 21時) (レス) id: 64ba169345 (このIDを非表示/違反報告)
雨天時 - え、待って神作じゃないっすか (2021年3月22日 22時) (レス) id: 665f3a7ddc (このIDを非表示/違反報告)
ブラウン(プロフ) - らいらいさん» コメントありがとうございます!!私も更新がんばるんるんです。 (2021年3月9日 20時) (レス) id: 64ba169345 (このIDを非表示/違反報告)
らいらい - えっ…好き。続きが気になりまくるんるんです!更新楽しみにしてます!でも体調にはおきおつけて、 (2021年3月9日 19時) (レス) id: f6115359b4 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウン(プロフ) - まんぼーごりらさん» 嬉しいです!更新頑張るどー!! (2020年12月23日 15時) (レス) id: 64ba169345 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブラウン | 作者ホームページ:ht  
作成日時:2020年11月21日 9時

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