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EPISODE 102 ページ8

【Aside】






炭治郎の刀がなかなか入らない。






妓夫太郎の頚が硬いのだ。







宇髄も妓夫太郎を押し切っているため動けない。








(やるしかないっ…。今動けるのは私だけだ!
痛みなんて忘れろ!

次、大きな技を使ったら多分この体は持たない。

勝負は一回きりだ。 これで決める…!!!!!)








雪の呼吸 肆の型 締雪(しまりゆき)!!








パキパキと音をたてて日輪刀を氷が覆う。








(これで、頚は斬れるはず…!!



善逸君も、伊之助も頚を斬りかけてる!)






すぅぅ。







空気を肺いっぱいに吸い込む。






お腹に力を入れたことによって塞いだはずの傷口がまた開く。








『ッ……!』








炭治郎「Aさん…っ!!」








『大丈夫!!

いい? 炭治郎君。 次の技で決める!

チャンスは一回きり。 私が動けるのもこれで最後。』







炭治郎「でも…!」






『炭治郎君!

禰豆子ちゃんを…、皆を守るんでしょ?』






炭治郎「………、わかりました。」








『よし、やろう!!!』









(おばあちゃん、私最後まで頑張るよ。

ちゃんと見守っててね。)








ふぅぅ。









雪の呼吸





漆の型





『雪の果て·終雪』








辺りに冷たい冷気が行き渡る。







妓夫太郎の頚がパキパキと凍りだす。








妓夫太郎「なんだっ!これは!!! クソっ!」







最後、終わりだ。頚を斬る!!







全員が刀を握る拳に力をめいいっぱい込める。








炭治郎「あああああッ!!!!!」



善逸「アアアアア!!!」



伊之助「ガァ、ァ 、アァ'' アァ''!!!」






宇髄「やれぇぇぇ!!!」






『いっけぇぇぇぇえ!!!!!』








堕姫「アァっ!

な、なんとかしてよお兄ちゃん!」








妓夫太郎「グッ…、アァぁぁ''」







刀を振りきる。









そして、









空中に


二匹の鬼の頚が舞い上がる。









ついにA達は斬ったのだ。









上弦の陸、堕姫と妓夫太郎の頚を____。

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澪奈(プロフ) - え、もう最後めっちゃ泣きました!!感動した!! (2021年2月7日 12時) (レス) id: 20f17d6d24 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - アミさん» アミさんこんにちは!素敵なコメントありがとうございます!!私も沢山の方に読んでもらえると嬉しいです( *˙˙*) これからも頑張ります!! (2020年8月26日 20時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 読みながら号泣しました。とっっても素敵な作品です!!!もっと色んな人に読んで欲しい…!!!!応援してます!!!!!! (2020年8月26日 19時) (レス) id: cc3c93fcc6 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - (^▽^)/さん» コメントありがとうございます(T^T)めっちゃ嬉しいです!!相変わらずの駄作ですが、最後まで読んで下さると嬉しいです!!! (2020年8月19日 14時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
(^▽^)/ - 感動してめちゃ泣きましたっ!!楽しんで続編も見ますっ!( ノД`)シクシク… (2020年8月19日 13時) (レス) id: 1433fde6d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2019年11月21日 0時

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