雪が嫌いだった宇髄天元が雪を好きになった理由。3

EPISODE 112 ページ18

【Aside】



あ、また画面が変わった。
次は誰だろ…





『すごい！あの紙飛行機ずっと飛んでる！』






紙飛行機…、無一郎くんかな…






無一郎｢すごいでしょ。Aさんにも作り方教えてあげるよ。｣




『ほんと？ありがとう！』





・





甘露寺｢え、これ私に…？

嬉しいわ！｣





伊黒｢あぁ、Aも一緒に選んでくれた。｣





甘露寺｢そうなのね！大切にするわ！

ありがとう！伊黒さん、Aちゃん！

私キュンキュンしちゃうわ！｣






『気に入ってくれたみたいで良かったです。』






伊黒さん、甘露寺さん…。





・






『あ、冨岡さん。奇遇ですね』






冨岡｢あぁ、雪那か。｣







『ここのお店美味しいですよね〜。

冨岡さん、鮭大根好きなんですか？』





冨岡｢あぁ。｣






『そういえば、しのぶさんが言ってたけど冨岡さんって嫌われているんですか？』





冨岡｢………俺は嫌われてない。｣






『ふふふ。冗談ですよ』







冨岡さん…。





・





胡蝶｢いつでも遊びにきていいですからね。｣




『はい！ありがとうございました！』




あ、まだ小さい。 拾われてすぐくらいの時かな？



胡蝶｢いつか、Aと一緒に仕事ができる日を楽しみにしていますね。｣





『はい！』





あぁ、結局しのぶさんとは何回かしか任務に行ってないや…



…しのぶさんには本当にお世話になったなぁ。






・



伊之助｢おい、俺と戦え雪女！｣





炭治郎｢こら、伊之助！雪女じゃない。Aさんだ。｣






『ふふ。いいよ雪女で。


みんな元気だね！私、元気な子大好きだよ。』






善逸｢俺も大好きです！｣






『ありがとう善逸君。

よし、じゃあ手合わせしてみる？伊之助君。』





伊之助｢おう！｣




長男タイプでしっかり者の炭治郎君。


普段は女の子好きだけどいざとなったら
とても頼りになる善逸君。



いつも好戦的で優秀な伊之助君。





みんなとってもいい子達だった…。



遊郭での任務も最後までめちゃくちゃカッコよかったよ。



なんなら私よりも全然みんな強かったし…。




……………。






あー、遊郭の任務、ねぇ……







そう思った瞬間、目の前のスクリーンが真っ暗になった。






？ 全部終わったのかな？





すると再び画面に映像が流れはじめた。





あ、これ……。





そこにはAが妓夫太郎の攻撃から宇髄を庇っている所が映し出されていた。

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