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『私何か変なこと言いました？』
さっきまでバチバチしていたはずの山本さんと川上さんも笑っている。
外野組の福良さんとこうちゃんは大爆笑している。ヒーヒー言ってる。
『うぇえ…？まあこの瞬間に仲直りしたんだったら
それはそれでいいんですけど…』
こうちゃんと目が合う。
瞬時にこうちゃんに近づく。
『ねえ、こうちゃんこうちゃん』
｢なになになに怖いよ｣
『なんでみんな笑ってるんですか？』
皆さんの笑い声はやまない。ツボに入ってるみたい。
｢うーん、なんて言えばいいか分からないけど、
お前がそれを言うんかーい！鈍ーい！的な？｣
『えっ、じゃあ原因は私にあるんですか…？』
何か私が原因になるようなことをしてしまったのだろうか。
｢え、あ、ちょ、えぇ…福良さん助けて｣
｢俺？
こうちゃんが口を滑らせたんでしょ、今のは｣
口を滑らせた…？やっぱり…？？
『ええぇ…ということは私が原因なんですね？』
なんだかよく分からないけど鈍い代表人間の私だから
なにかしらやってしまったのかもしれない。
『すみません…！』
思い切り頭を下げる。
｢違う違う違う｣
｢全然違うから｣
外野組が急いで声をかけてくれる。
こうちゃんのせいだよ、
いやいや、今のは福良さんでしょ、と小声でのやり取りも聞こえてくる。
恐る恐る顔を上げると心配そうに顔を覗き込む皆さんがいた。
『違うんですか…？』
｢俺らが子供だっただけ｣
｢てかもう仲直りしたからね、大丈夫だよ｣
｢こうちゃん変なこと言わないでくれる？｣
｢な、福良さんも変なこと言ってたからね！？｣
普段と変わらない皆さんの様子に、
私も力が抜けて、笑みがこぼれた。
再び団欒が戻ってきて、長い間話していた。
ふと時計を見たら、かなり遅い時間になっていた。
『そろそろ、帰らせていただきますね』
｢じゃ、僕が…｣
｢よし、俺が送る。｣
山本さんも何か言おうとしてくれたみたいだけど、
川上さんの声で掻き消されてしまった。
『山本さん、なんでした？』
｢えーー、いや………｣
そこで山本さんは黙ってしまい、首を傾げる。どうしたんだろう？
｢さっきした約束、忘れないでね？｣
約束…。料理一緒に作ろうって言ってくれたことか。
『もちろんです！ぜひぜひ！』
｢うん、僕も楽しみにしてる。じゃあね！｣
なぜ今その話をしたのかはよく分からないけど、
楽しみにしてくれてることが嬉しかった。
次はスープより難しいもの作ってもらおうかな。
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ぷち。(プロフ) - わああ、ありがとうございます(T＿T)完全私の妄想をお届けしているので、本当に嬉しいお言葉です、これからも頑張ります！よろしくお願いします(*´`*) (2019年12月29日 18時) (
レス) id: 405e211a09 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - ずっとギュンギュンしっぱなしです…素敵な作品をありがとうございます！これからも更新楽しみにしていますので無理せず頑張ってください！素敵な夢をありがとうございます（；_；） (2019年12月28日 1時) (レス) id: 3842b3f5d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年12月5日 19時
