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強い日差しにご用心!【os】 ページ11

ジリジリと照り付ける太陽の陽射しに、雲ひとつない綺麗な青空。
夏の風物詩である蝉達は、ジリジリと大声で合奏を奏でていた。


そんな、ある夏の日の話。






『マンちゃん大丈夫?熱中症だって?』
「めぅ…。頭痛い…」
『冷えピタ持ってくるからちょっと待ってて』



マンちゃんが倒れたらしい。



彼の元同級生であるひとらんから連絡を受け、慌てて彼の家に駆け込むと、汗をびっしょりかいて苦しそうにするマンちゃん。
私が病院に連れていったところ軽度の熱中症だったようだ。

『ん。』
「…っ、つめた…」
『辛い?ちょっと寝る?』
「めぅ…。て、つないで。」

上手く呂律が回らないのか、ぼんやりと虚ろな瞳で私を見つめるマンちゃん。
本当に大丈夫なのか心配になるが、彼はふんわりと微笑むと私に手を差し出してきた。

『いいよ。…はい。私がそばにいるから。』
「それならとっても心強いめぅ」

絡まる指にほんのりと赤くなる頬。
ゆっくりと目を閉じた彼を見つめて、私は小さく呟いた。







『治ったら、一緒にデート行こうね』





彼の口元が、少しだけ嬉しそうに緩んだ気がした。

手中に収める【kn】→←夏休みに誘う理由【gr】



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マーシャ(プロフ) - めるさん» 基本的にここにあげてるお話はツイッターで上げていたお話なので更新速度かとてつもない速さになってます笑。内容はフォロワーさんなどにリクエストとかいただいて書いてます! (2019年9月20日 20時) (レス) id: cf5983d7fe (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 更新スピードの速さにびっくりしています…!お話のネタってどうやって考えているのですか? (2019年9月20日 17時) (レス) id: 00dabe47f6 (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - 名無しさん» ひょえ、ありがとうございます…!微妙なところで終わったので、気が向いたら続き書こうかな、と思ってます。 (2019年9月18日 23時) (レス) id: 942f8fba2e (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 猫の日の話がとても好きです (2019年9月18日 21時) (レス) id: 8e5d693f3e (このIDを非表示/違反報告)
ねおる(プロフ) - マーシャさん» そうなんですね・・・ (2019年9月17日 20時) (レス) id: 0c3e920e49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マーシャ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年9月2日 14時

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