守るべき大切な人4 ページ6
時「Aー?」
『・・・』
時「Aー?」
『・・・』
時「Aー?」
『・・・』
時「Aー?」
『・・・』カチン
『無一郎君!ちょっとうるさい!!』
時「そんな事言われたって・・・。Aの名前呼んでも反応してくれないんだもん」ショボーン
あ、しまったっ!
『あぁ、ごめんごめん!少し考え事しててね』
時「考え事?」
『うん、この前さ上弦の鬼に遭遇して』
時「!?上弦の鬼!?」
無一郎君に上弦の鬼と会ったことを話すと勢いよく立ち上がった。
『そうだけど?』
時「Aは馬鹿なの!?なんでもっと早く言わなかったのさ!」
『え、いや、まぁ特に何もしてこなかったし・・・』
時「ほんとに?ほんとに何もしてきてないの?」
『うん、少し話くらいならしたけど・・・』
時「どんな話?」
うーん。これは無一郎君に言ってもいい事なのかな・・・?
でも無一郎君は柱だし・・・きっと言っといた方がいいよね。
『簡単に言うと上弦の弍、童磨って言う鬼と会って俺と一緒に来ない?って言われた。俺、Aちゃんの事好きになっちゃったって』
私がそこまで話すと無一郎君は驚いたような怒ったような複雑な顔をした。
時「童磨ってやつAの事が好きなの?」
『多分。童磨はそう言ってた。俺と一緒に来て欲しいって』
時「・・・・・・」
『無一郎君?どうしたの?』
無一郎君は黙り込んでしまった。
時「・・・は・・・鬼の・・・た・・・・の?」
『え?』
時「Aは童磨って鬼のところに行きたいの?」
・・・童磨のところに行きたい、か〜。
まぁ行きたいか行きたくないかって言われると行きたくないな。だって私は無一郎君と一緒に居たから。
『ううん、行きたいとは思ってないよ。私は無一郎君と一緒に居たいし』
時「!!ほんと?」
『ホントだよ?だって私、無一郎君の事好きだもん』
時「・・・ふぅ〜ん」
なんか無一郎君嬉しそうな顔してるねぇ??
『だけどまた来るとか言ってたんだよね』
時「!!ダメ。それは絶対だめ」
『えっ?』
時「Aを鬼に渡すことは出来ない」
私はここでやっと無一郎君の気持ちに気づいた。
そっか。無一郎君は私と居たいんだ。、
『・・・無一郎君・・・』
時「僕が必ず守ってあげるから」ニコッ
『っ!う、、うん!ありがとう』ニコニコ
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オラフ(プロフ) - 寧々さん» ありがとうございます(´˘`*)更新頑張ります!! (2020年4月1日 13時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
寧々 - 凄く面白いです!続き楽しみにしています!更新がんばって下さい! (2020年4月1日 8時) (レス) id: 0ad12763c9 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - あかまるさん» ほんとですかー!?嬉しいです!!いつもありがとうございます(o>ω<o) (2020年3月29日 23時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
あかまる(プロフ) - 今回もまじで最高です!続き楽しみにしてます! (2020年3月29日 23時) (レス) id: 0019071383 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - あかまるさん» むいくんの小説は初めて書くのであんまり自信がなかったんですけどちゃんとストーリーになってるなら良かったです!! (2020年3月28日 23時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オラフ | 作成日時:2020年3月28日 13時