19話―薫side ページ24
「紫音さん?大丈夫か?」
やっとこ追い付いた雷が息を切らしながら言う。ノエルは初対面の相手で、状況も状況のため、口を閉じていた。
「うん…何とか…まだ…眩暈はしますが…。」
いつも冷静沈着、クールな紫音さんぽく無かった。まるで今の彼女は助けを求める小動物のような気もした。
「何で…ここにいるんだよ?」
雷は聞いた。紫音さんは「それは私の台詞でもある気がします…。」と苦笑いしながら言い、そのあと一呼吸した。
「私が帰るときの事でした…。」
紫音さんは思い出しながら、少しずつ話始めた。
私は今日は部活がないため、早く家に帰ろうと思った。
掃除を終わらせ、教室を出て、学校を出る。ここまではいつも通りのはずだった。
何個か角を曲がり、家に近づいてきた頃。
突如、眩暈がした。いつも眩暈を起こすときは何らかの前兆があるはずなのになにかで殴られたようなそんな感じだった。
私の意識はその眩暈に負けて失ってしまった。
「…そして、今に至るの…。」
俺と雷は顔を見合わした。ノエルも悟ったようだ。
「これって…」
「あぁ、生徒会に来ていた手紙の通り、今日送られてきたのは『ん』だから…」
雷の言葉をノエルが継いだ。
「最初のVictim(被害者)が紫音さんって事だね!」
「なら話は早い、ここから早く出よう!」
俺はそういうや否や歩き出そうとした。紫音さんも立とうとしていた。
そのとき。
グァッシャーーン!!
上の蛍光灯が俺の目の前に落下した。
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暑い…今年はスーパー猛暑らしいですよ…?
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さっち - ギガさん» ギガさんお久しぶりです!見てくださってありがとうございます!頑張って続き書くので、これからも見ていただけると嬉しいです! (2017年2月7日 12時) (レス) id: 7136e7e12e (このIDを非表示/違反報告)
ギガ - さっちさん、お久しぶりです!この小説を読んでみましたがとても続きが気になりますので、頑張ってください! (2017年2月7日 7時) (レス) id: 85a4488f75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっち | 作成日時:2017年2月1日 22時