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11話 ページ13

昼休み。


俺は隣の席になった常磐こと修地と他愛もない話をしていた。
薫や雷を交えてでだ。


本当は拓望も誘う予定だったのだが生徒会の仕事があるからと言って断られた。
少し、いつもより元気がないのが気になったが。


「へー!絶対音感の持ち主なんだ!凄いね!」


どうやら修地の話を聞いていると2歳からピアノを始め、数々のコンクールにも出場しているらしい。


「僕は凄くないよ、だって聡君は入学以来ずっとテスト満点だし、薫君はサッカー部のエースストライカーにしてキャプテン。雷くんは数々の絵のコンクールで入賞でしょ?凄いよ!」


修地は顔を輝かせて言った。
そして話している内に意気投合し、俺らは帰り、一緒に帰ることにした。


「そー言えば、何で転校してきたの?」


帰り道。俺らは四人で帰っていた。
雷の問いかけに修地はあぁ、と言った。


「親の転勤が急に決まっちゃって。ついてこなくちゃいけなかったからさ。」


成る程、転勤というのは大変だなぁと思う。
そう言えば拓望も親の転勤だって言ってたな。


「ところで、僕を連れていきたい場所って何処?」


確かにそれは聞きたくなるだろう。
だって今歩いているのは高校の近くの商店街だ。
全員高校からは歩いて帰れる距離だから出来ることである。


「それはね、そう、ここ!」


薫はある店の前で立ち止まった。そこは少し年季の入った定食屋さんだった。
その店の名前は『定食屋 白銀』。

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設定タグ:超能力 , オリジナル , オリキャラ   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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さっち - ギガさん» ギガさんお久しぶりです!見てくださってありがとうございます!頑張って続き書くので、これからも見ていただけると嬉しいです! (2017年2月7日 12時) (レス) id: 7136e7e12e (このIDを非表示/違反報告)
ギガ - さっちさん、お久しぶりです!この小説を読んでみましたがとても続きが気になりますので、頑張ってください! (2017年2月7日 7時) (レス) id: 85a4488f75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっち | 作成日時:2017年2月1日 22時

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