第1話 ページ3
夢主side
あの後、やっぱり割とあっさりと死.んだんだろう
気がついたら真っ白な空間にいた
立っていたとかじゃなくて、多分浮いてる
……なんかこんな感じの夢小説見た事ある←
まさか自分が同じようなことになるなんてなぁ
こーゆーのだと、だいたい次に出てくるのは神様とか、天界のお偉いさんとかだよね〜
……小説の見すぎ？
「お、無事にこの空間にたどり着けてるみたいだな」
あら、噂をすればなんとやら
「あなたが所謂神様？」
「いや、俺は神じゃねぇよ。簡単に言うと神のサポート、補佐役だ。っていうか、俺が来たことに驚かねえんだな」
あ、補佐役なんているんだ
天界も結構業務的というかなんというか…
「自分が死.ぬんだろうなっていうことはなんとなくわかってたし、だったら天からのお迎えが来てもおかしくはないかなぁって！
私結構ファンタジー思考だし！」
「なるほどな。まぁ間違ってはない……んだが、A、お前は天国には行けない」
「え？！」
うっそ、まじ？私地獄行き？結構真っ当な人生送ってきたつもりだったんだけど？
てかこの人(?)私の名前知ってんだな
「あ、混乱させたみたいだな、わり。地獄行きになるとかじゃないから安心しろ。というか、今回のケースは全体的にこっちが悪いからな」
「あ、そうなんだ。良かった〜」
ん？じゃあ何で天国に行けないんだろ？あと『こっちが悪い』って？
「なにが悪かったの？」
「ッ…あー……ヒッジョーに言いづらいんだが……お前は本来、あの事故で死.ぬことになってなかったんだ」
「……へ？」
「本来はお前の兄弟があの事故で死.ぬはずだった。お前は寿命を迎えるまで生きるはずだった。お前の意志を尊重しない訳では無いんだが、お前が兄弟を助けたあの行動は、こちら側……うちのバカ神の手違いによって起こったものでもあるんだ」
…………………
「お前が兄弟を助けたことによって、あの2人はあの場で死.ぬ運命から長生きできる運命に変更。いきなり変わったもんだから、今後どうなるのかは俺たちにもわからない。」
「………でも、長生きできることに変わりはないんだよね？」
「あぁ。簡単に言えば、元々のお前の運命とあの2人の運命が入れ替わった、って感じだな(……あいつらが寿命まで生きるかは保証できねえけど)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロセカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スマイル(プロフ) - 名無し89826号さん» コメントありがとうございます！頑張ります！そして、イベントの方も参考にさせていただきます！引き続き、この作品をよろしくお願いします！ (2021年4月6日 11時) (
レス) id: 2be58aa033 (このIDを非表示/違反報告)
名無し89826号(プロフ) - すごく面白くて好きです。更新頑張ってください！あとイベント俺は「いつか背中合わせのリリックを」あたりがいいです！ (2021年4月6日 2時) (レス) id: ea7fa0251f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スマイル | 作成日時：2021年1月13日 17時
