プロローグ ページ1
「ッ!!A!!!!」
「姉さん!!!!」
横からの衝撃
撥ねられ、地面に叩きつけられる体
私の名前を呼ぶ兄と弟
その全てがゆっくりに感じられて
───あ、これ助からない───
直感的にそう思った
だって、指一本まともに動かせない
焦点も定まらない
自分の体の下に広がるモノがいやに生温かい
近づいてきた兄弟の顔も、もうはっきりとは見えない
ただ、顔に落ちてきた温かい雫
それだけで、私はこの2人に愛されていたんだと
ならばこの人生に悔いはないと
そう思うことが出来た
未練があるとすれば、2人を遺して逝ってしまうこと
それから
………プロセカが出来なくなること
もうちょっとでランクカンスト出来たのにな…………
ま、いいや
私は上から、兄弟2人を見守ってますかね
「はぁ?!手違い?!おっ前ほんと神のくせに何で管理できねぇんだよ?!!馬鹿か!!!」
「ごめんじゃん〜補佐くん〜」
「ごめんで済んだらこんなに怒ってねえわ!!お前の尻拭い誰がやると思ってんの?俺だわバーカ!!」
「うっ…2回もばかって言ったぁ……」
「自業自得。はぁ……俺は今からあの子の全面的サポートに回るからな。もう二度と間違えるなよ!!」
「はぁ〜い」
67人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「プロセカ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スマイル(プロフ) - 名無し89826号さん» コメントありがとうございます!頑張ります!そして、イベントの方も参考にさせていただきます!引き続き、この作品をよろしくお願いします! (2021年4月6日 11時) (レス) id: 2be58aa033 (このIDを非表示/違反報告)
名無し89826号(プロフ) - すごく面白くて好きです。更新頑張ってください!あとイベント俺は「いつか背中合わせのリリックを」あたりがいいです! (2021年4月6日 2時) (レス) id: ea7fa0251f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スマイル | 作成日時:2021年1月13日 17時